■「東京城南居酒屋探偵団」団長でホッピー原理主義者の「居酒屋探偵DAITEN」が東京・川崎・横浜の居酒屋を探訪。過去に探偵した居酒屋の【地域別一覧表】が便利。「DAITENのがっかり録」では愚痴話。小説も公開。さらに、公演情報など演劇に関する様々な情報も紹介。
居酒屋探偵DAITENの生活
中目黒 もつ焼き「源」第3回
2008-07-18-Fri  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.117   2008年7月18日(金)   【地域別一覧表へ】



中目黒 もつ焼き「源」 第3回


 今日は、久しぶりにOZAKI先生と中目黒で会うことになった。OZAKIKI先生が共通の友人のMASSIMO(マッシーモ)氏に会う為に楽屋に行きたいというのである。
 前回、もつ焼き「源」を記事にしたのは、2007年3月2日Vol.12である。
 その後、こちらの店に何度か来ているが記事にするのは久しぶりであった。「源」は、電話を入れてみると満席で入れない場合も多い店である。私も何度かふられた経験がある。しかも、今日は金曜日である。
 待ち合わせ場所の中目黒駅改札に、OZAKI先生は約束の時間より遅れて登場した。しかし、15分程度であるから想定内である。急いで、「源」に向かった。金曜日の午後7時といえばもっとも混む時間である。

 店の前まで行くと、ちょうど3人組のお客さんが目の前で入ってゆくところであった。一歩遅かったように思えた。「入れないですかね?」とOZAKI先生。会話の内容が少し聞こえた私は「あの人達は団体客だから大丈夫だよ」と答えた。店に入ると、左側は20人近くが座れる座敷席になっている。予約をすれば団体での利用も可能なのである。一人客か二人客は必然的に右側のカウンター席に座るのである。ゆえに、他の人と合流する3人の人達の後に入った我々はカウンターさえ空いていれば入れるのである。私は入ってすぐ手前のカウンター席右端を狙っていた。
 マンションの裏階段を上がって、3人の人達の後から中に入った。やはり、予想通り、座敷で待っている人達に合流である。カウンター右端の飲み物を作る場所前の2席が空いていた。すかさず、座る。
 この場所は、注文がし易い席である。さっそく、ホッピー(390円)を2杯頼んだ。もちろん、私は氷無しである。
 「注文は紙に書いてください」と言われる。紙に「つくねピーマン付き2本、なんこつ1本、レバー2本、エシャレット(280円)、 煮込み(450円)、レバカツ(160円) 2本」と記入した。つくねを頼むとピーマンつけますか?」と聞かれるので、最初からピーマン付きと書いた方がよい。このピーマン付きのつくねのスタイルはオリジナルが他店にある。
 「煮込み塩味ですか?味噌味ですか?」と聞かれる。迷わず塩と答えた。すると、OZAKI先生が「味噌じゃ普通ですものね、せっかくだから塩を食べてみたいですよね」と同意する。
 
 まず、レバーのタレ焼きがやってくる。辛子をつけて食べる。これがうまい。つくねとピーマンの相性も良い。この食べ方を最初に考えた人は偉い。
 煮込みがやってくる。さっぱりとして癖の無い味である。エシャレットを箸休めに酒が進む。私は2杯目は、当然のごとく生レモンサワー(390円)である。

 20年以上前に会社の部下であったOZAKI先生と二人酒である。やはり、昔話になってしまう。楽屋のオーナーのマッシー氏と3人で飲んだ時の話になる。
 OZAKI先生が入社したその日に、3人で飲むことになり、いきなり、今の雰囲気そのままのつきあいになったのである。初日で3人で残業となり、マッシーの地元で飲むことになった。高円寺である。マッシーの行きつけの店に「いがぐり」という居酒屋があった。カウンターがコの字にあるが、その回りを酒瓶が囲ってしまい、中のマスターが良く見えないのである。奥で料理をつくり、酒瓶の上から料理を出すのである。
 来る客はミュージシャン、ダンサー、役者たちが多いという。常連の中には有名なハードロックバンドのベーシストの方もいた。

 「キープボトルだけ呑んで誰も料理を注文しやしない」と嘆くマスターくりぼう。ついに客は我々だけになってしまった午前2時過ぎ。マスターが寿司をおごってくれるという。店の片付けを待って、高円寺駅の近くにあった大規模な回転寿司に向かった。我々は歩きであるが、マスターはバイクであった。派手なヘルメットにゴーグル。派手なコートを身につけているマスター。マスターはそのまま店に入ってくる。ゴーグルもバイク用の手袋さえ外さないのである。そのまま、ビールを飲み、寿司もバイク用の手袋をしたまま、箸も使わずつまむのである。あまりのすごさに唖然としたものである。
 我々はその後、マッシーの部屋に戻り、2時間ほど仮眠をとり、完全な2日酔いのまま、出勤したのである。

 今から20年も前の伝説的な話ではある。現在も同店は存在し、音楽関係の皆さんが多いらしい。また、楽屋のマッシーと3人で行ってみたいと思う。

 OAZKI先生はホッピー中を頼み、私は3杯目をホイス(390円)にした。これで、前回の祐天寺ばんの時と同じ、レモンサワー、ホッピー、ホイスの3種を制覇したことになる。
 ジョッキに氷と焼酎とホイスを混ぜた液体を9分目まで投入。炭酸が1本ついてくるのである。これで390円は安い。思えば原価があがったはずのホッピーも390円のままである。頑張ってくれているのである。

 ピーマンとつくねを一緒に食べるのは、トルコ料理的イメージであるとOZAKI先生が言う。トルコでアダナケバブを食べた時に、つくねを思い出したそうである。エスニック系の肉中心の文化の国では、我々が思っているよりも肉を野菜と一緒に食べるのだそうである。
 そのうち、トルコ料理を食べたいということになった。それも、赤坂とかでなく大久保辺りにあるトルコ料理をである。

 ほぼ満席であった店内も、8時30分を過ぎて、我々と男性客1人、女性客1人だけになってしまっていた。その女性客が離れた席の男性客たちと元気に話している。これまで、満席の店内はそれほどうるさくはなかったので、ちょっと気になった。いつも、「源」は不思議と落ち着いた雰囲気がある。いつ来てもうるさいという印象はなかった。いずれにしても居酒屋の雰囲気は女性客で変わる。女性の声質の為かもしれない。その高い声、笑い声はよく通るからである。チェーン店に行かない理由の1つに、若い娘たちの多い店、その娘たち目当てに声を張りギャグを飛ばす若手芸人のような若者たちの存在がある。もちろん、部下相手に野太い声で笑い続ける上司、連発される親父ギャグにも絶えられないが・・・。

 午後7時から8時50分までの滞在、二人でお勘定は4240円であった。
 
中目黒 もつ焼き「源」
住所 東京都目黒区上目黒2-10-7 アサミビル2階
交通 東急東横線・地下鉄日比谷線「中目黒」駅徒歩5分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
中目黒 焼き鳥・鳥料理「栃木屋」
2008-07-15-Tue  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.116   2008年7月15日(火)   【地域別一覧表へ】



中目黒 焼き鳥・鳥料理「栃木屋」


 シアターΧで上演する「愛と偶然の戯れ」中目黒での稽古帰り、私、演出のSAKURA、舞台監督・照明・音響関連会社のH社長、舞台監督のY氏、音響のH氏、音響オペのA氏、俳優の五森大輔氏、咲良舎アクティングプレイスのメンバーの女優天崎温子の計8人で打ち合わせ兼飲み会となった。
 劇場に入るのは7月26日(土)である。しかし、本番ではない、今回は劇場空間を無料にてお客様に解放。午後12時から「場当たり稽古」を行う様子を見ていただき、その後の午後4時から1本の芝居を「公開ゲネプロ」として上演する。さらに、中央大学元学長で今回の作品の翻訳者である鈴木康司先生を中心に「アフタートーク」を行うという予定である。詳しくは、前回の記事を読んでいただきたい。

 稽古後といえば午後10時過ぎである。今日、集まった役者とスタッフの総勢は18名。大規模チェーン居酒屋でないと入れない人数だ。しかし、H社長も私もチェーン居酒屋嫌いである。そこで、山手通り沿いにある焼き鳥と鳥料理の店「栃木屋」へ行くことにした。
 「公開ゲネ」まで連日の稽古である。半数の役者たちは途中で帰っていった。それでも残りは十数名である。「栃木屋」の中を覗くと、右手には10名ほどのカウンター席があり、左手には2名から4名のテーブル席が6,7卓、全部で30名ほどが座れると見た。
 空いている席はテーブル席に6人くらいであろうか。その様子を察したのか数名が帰ってゆき、残りが8名になった。入口から中に入ってみると、店の方がこちらの人数を見て、「お座敷へどうぞ」と言ってくれた。何度も前を通りながらなかなか来店が実現しなかった店である。お座敷の存在などまったく知らなかった。
 しかし、H社長によれば、十数年前に何度も打ち合わせに「栃木屋」を使ったという。しかし、SAKURAは記憶がないと言う。H社長もこんな大きな座敷は知らないそうである。

 喜々として店の奥の座敷へ入って行く。座敷はかなり広い、無理をすれば30名以上が座れるに違いない。咲良舎アクティングプレイスは3つのクラスのメンバーが全員集合したとすると40名以上になる。一堂に会する為の店を見つけるだけで難しいのである。
 
 まずは、キリンラガーの中瓶(480円)を4本お願いする。さらに、焼き鳥ともつ焼きを16本、塩とタレのお任せで頼む。1本150円から180円である。他に煮込み(420円)を3つ、レバ刺し(600円)を2つ、群馬県産枝豆(400円)を3つ、お願いした。
 最初にレバ刺しがやってくる。ニンニクと生姜と葱が載せられた薬味入れが一緒に付いてくる。私は明日のことを考えて生姜である。

 ビールを飲んでしまった後は、H社長の提案と私の腹づもりが見事一致。焼酎キンミヤボトル(1500円)を1本もらい、ホッピー6本と氷とジョッキをもらう。ホッピーはもちろん、ジョッキもちゃんと冷やされた状態で出てきた。大部分の人は氷を入れる。私は3冷を作って飲んだ。H社長は氷を2個だけ入れてくれという細かい指定である。この氷を2個だけという人は以外に多い。冷たく呑みたい。でもホッピーの本来の味わいは残して欲しいという人の1つの選択である。
 店長らしき方との会話の中で、人数が多い場合用に大瓶のビールと同じサイズのホッピーがあれば良いという話になった。「何かの際に言ってみましょう」とのことであった。工場のラインを増やすのは大変かもしれないが、割物としてのホッピーの需要を増やすには、大瓶という選択肢もあるかもしれない。
 
 芝居の現場の話、武勇伝、役者の噂話など、舞台のスタッフの皆さんと呑むと実に面白い。さらに、H社長は古典酒場好きである。昔、教えていただいた店で私が気に入ってしまった店も多い。中目黒のある有名居酒屋の昔の姿についての話で盛り上がった。本当にあの頃はおいしかった。今は変わってしまったという。事務所が近く、毎日のように通ったH社長だから言える話である。
 また、中目黒に多く店を持つ地域居酒屋チェーンを創設したという「お婆ちゃま」が一人で静かにやっているもつ焼き屋さんを知っているという。実際、目の前で品物が足りなくなると、そのチェーンの店に電話をして、持ってこさせるそうである。この店に、次回、連れていっていただく約束をした。

 キンミヤの2本目をもらい、ホッピーも4本追加した。氷も何度かもらう。最後に、おすすめの皮付きポテトフライ(380円)を3個いただく。
 キンミヤも2本空いて、全員が軽く呑んだという感じであろうか。決めるべきことは決まった。なかなか良い打ち合わせであった。
 7月26日の両国シアターΧを借り切った無料の「公開ゲネ」の日まであと10日である。これから連日稽古に入る。長い日は1日9時間の稽古である。本当に我が咲良舎のメンバーは稽古好きな役者が多い。実際の本番公演は11月である。それまで、さらに稽古が続く。しかし、稽古が嫌いという役者は駄目である。最近は、長時間の稽古もせず、お手軽に作ってしまう舞台が目立つ。それは、客を迎える前の長時間の「仕事」が嫌いな寿司職人のようなものである。うまい寿司は作れない。

 午後10時10分から11時40分までの1時間半の滞在。8人でお勘定は17,190円であった。

※ゲネ・・・ゲネプロの略。ドイツ語のGeneralprobe(ゲネラールプローベ)を略した略語。ゲネプロとは、オペラやバレエ、演劇などの舞台芸術で、初日公演の間近に舞台上で行う最後の全体リハーサルのこと。英語圏ではコスチュームを付けるのでドレスリハーサル (dress rehearsal) という。

中目黒 焼き鳥・鳥料理「栃木屋」
東京都目黒区東山1-3-12 日神プラザ中目黒1階
電話03-3711-6591
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
定休日 日曜 営業時間 17:30〜26:00
東急東横線・営団地下鉄日比谷線 中目黒駅下車徒歩6分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
西小山 居酒屋「八十八」第3回
2008-07-12-Sat  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.115   2008年7月12日(土)   【地域別一覧表へ】


西小山 居酒屋「八十八」 第3回

 
 目黒での咲良舎アクティングプレイスのワークショップの稽古帰り、SAKURA、創間元哉君、と3人で東急目黒線の西小山駅に向かった。稽古中の午後3時頃、目黒は雷雨になっていた。激しい雨音と雷鳴に若手の女優たちがおびえている。それでも、演出に夢中なSAKURAだけはまったく気づかず、話し続けていた。気温は33度に達して、蒸し暑く、天候も不安定になっている。しかし、午後5時過ぎに稽古場から外に出てみると空は青く、日差しが戻ってきていた。

 前回、「八十八」に来たのは2007年6月6日(金)である。紹介記事は【VOL.104】だ。この時、芋焼酎「黒霧島」をキープボトルしたのである。価格は900mm入りボトルで2,300円であった。その残りが半分ほどあるので、呑んでしまうことにしたのである。

 いつも店の入口に貼ってある「月曜・水曜・金曜・サービスデー」というキャッチコピーが目に入ったが残念ながら今日は土曜日である。
 そこで、生ビールはやめて、キリンラガービール大瓶(550円)を1本頼んだ。すぐにやってきたビールをグラスに注ぎ、乾杯をする。気温も高く、蒸し暑い日であったからビールがやはりうまい。

 前回の金曜サービスデーのサービス刺身であった「かつお刺し」をまた頼んでみることにした。かつお刺し(600円)をお願いする。さらに、塩らっきょ(300円)、ポテトサラダ(300円)を頼み、「芋焼酎に合います」とのキャッチコピーに惹かれてゴボウ唐揚げ(400円)も頼んだ。
 飲んでしまったので、SAKURAと創間君がビールをもう一本頼んだ。私は、黒霧島のボトルを持ってきてもらう。今日は氷と水をもらい、ロックと水割りで飲むことにした。

 「黒霧島」は、ロックで飲んでもうまい。この銘柄を気にいっている女性は多い。SAKURAもそうである。
 まず、塩らっきょがやってくる。唐辛子を刻んだものがまぶしてある。塩辛く、酒がすすんでしまう。同時に来たポテトサラダもうまい。
 やってきた「かつお」は前回より厚く切られたものが7切れほどであった。かつおを食べてから「黒霧島」を口にする。お互いに負けない味わいである。

 こちらの店は、今日も地元の皆さんでいっぱいであった。今回も前回同様、赤ちゃんを連れた家族連れがいた。やはり、赤ちゃんは泣いてしまう。居酒屋の環境は決して幼児にとって良いとはいえない。親は楽しいであろうが子供はすぐに飽きてしまう。チェーン居酒屋などで、時折、広い店の中を子供が走り回っているのを放っておく親がいる。なんらかの規制が必要ではないだろうか。

 ここで、いつもの血液型談議になった。どうして、酒の席になると、この話になるのであろうか。そんな中、「時間に対する考え方が血液型によって異なる」という話になった。
 A型は過去に生きている。ゆえに、過去の自分の経験と照らし合わせながら慎重に生きてゆく。B型は未来に生きている。ゆえに、関心は常に未来にあり、あまり過去を振り返らない。常に新しいものを創造することが好きである。O型は現在に生きている。ゆえに、リスクを考えずに手を上げるので実は社長さんが多い。AB型は時間旅行者である。ゆえに、過去と未来を行ったり来たり、会う度に人が変わる。
 以上は、以前、私があるテレビ番組で見た血液型分類に関すること。今までの中で一番説得力のある話であると感じた。しかし、血液型に関してこれだけ盛り上がってしまうのは、日本、韓国、中国の一部の地方の人々だけらしい。当たっているという人もいれば、当たっていないという人もいる。

 SAKURAがトイレに立った時、前回のことがあったので、「アインシュタインによろしくね」と言った。今日もアインシュタインはトイレで舌を出していた。
 芋焼酎「黒霧島」は3人共好きな焼酎である。ここで、前回はキムチ納豆豆腐(450円)をとった。今回も納豆好きの3人は、納豆玉子焼きで意見が揃う。

 午後5時30分から7時30分までの2時間の滞在。芋焼酎黒霧島の900mmボトルの残りを呑みきり、3人でお勘定は4,550円であった。


西小山 居酒屋「八十八(やそはち)」
東京都品川区小山6-2-3
電話03-3725-6874
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
日曜休 営業時間 平日17:30〜24:00(金曜・土曜は25時まで)


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
自由が丘 たちのみ「あつまり」
2008-07-05-Sat  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.114    2008年7月5日(土)    【地域別一覧表へ】

※2008年7月10日午後 110000カウント達成。感謝!

自由が丘 たちのみ「あつまり」

自由が丘たちのみ「あつまり」

 稽古帰りのSAKURAと都立大学駅で待ち合わせ、そのまま向かったのは自由が丘である。少しだけ呑みたいというので、以前に何回か行ったことのある店へ向かう。
 今回の店はちょっと見つけにくい。自由が丘駅のロータリー側には、実は二つ改札口がある。構内から見て、右手のガード下に向かって出ることが出来るのが「北口」であり、北西方向のロータリーに面した改札口が「正面口」である。その「正面口」を出て、ロータリーの左側の歩道を歩いて、大井町線の踏切方面に行く。踏切のすぐそばがT字路になっている。踏切を渡らず、道を右に入り直進すると信号に出る。田園調布へ行くバスの通るバス通りである。信号を渡り、そのまま直進、すぐ左手に路地がある。この路地は中で左に曲がり、再び先ほどのバス通りに出てしまう短い路地である。路地を入ってすぐに右手、足元に小さな白看板があり、店名が平仮名で書いてある。あまり目立たない看板である。その看板の左手に急な階段がある。階段の天井にアンティーク調の電灯がある。急な階段を登り切り、右に曲がると、すぐ右手に今日の目的の店「たちのみ あつまり」があるのだ。

 入口は開け放たれている。中に入ると正面に7人ほどが立てば満席になりそうなカウンターがある。右手に小さなコンポーネントステレオが置かれた小さなテーブルがあり、そこにも立てるようになっている。入って左手にも壁際に狭いカウンターがあり、数人が立つことが出来る。足元には荷物を入れるバスケットがたくさん置かれていて、この店が自由が丘という場所がらか女性を意識していることが解る。

 まずは、生ビール小(300円)を二つ注文する。私は前の店で食べてきているし、これから夕食も食べなければならない。本当はラザニアなどイタリア系のボリュームのある料理もあるが、今日は軽いものにする。まずは、 森野さんのお漬物(150円)を頼む。
 ビールを飲みながらゆっくりと店内を見まわす。いわゆる「バール」の作りであろうか。料理を担当する店長と酒を担当する店長の二人の店長で経営している店である。今日は料理担当のちょっと無口な店長お一人であった。公式ブログによれば2006年8月22日開店したというから、もうすぐ2周年ということになる。

 今回は頼まなかったが特にオードブル三種盛(350円)がお得である。また、ワインに力を入れていて、350円から500円程度で色々と飲むことが出来る。小さなグラスなのでテイスティングをしているような感覚である。SAKURAは、バルモンという南仏ワイン(350円)を頼んだ。
 真あじマリネ(350円)も追加する。箸はテーブルのバスケットに入ったリターナル箸である。マイ箸を出す必要がないので助かる。
 私はギネスドラフト(550円)を頼んだ。うまい。しかし、ここで、最近になってビールをよく飲むようになっている自分に気づく。プリン体の量をコントロールしなければいけない。やはりホッピーが一番である。でも、ギネスはうまい。
 最後に、SAKURAがおせんべい(25円)二枚を手にとった。カウンター上にジャイアントコーンやおせんべいなど軽いつまみが置かれているのである。

 午後5時45分から6時30分まで、約45分の滞在。お勘定は2,050円であった。チャージなどはまったくない。最近時々ある高いチャージをとるお洒落系立ち呑み店とは違い、好感が持てる態度である。

※こちらの店は、姉妹店として自由が丘南口側のグリーンストリート(久品仏緑道)で「バール・ムラッチョ」という車を改造したカフェもやっている。


自由が丘 たちのみ「あつまり」
住所 東京都目黒区自由が丘2-14-19 2F
電話 03-3724-1199
定休日 日曜・祝日 営業時間 17:00〜26:00
交通 東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅 正面口より徒歩5分
http://muraccho.exblog.jp/


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント2
祐天寺 もつ焼き「ばん」第2回
2008-07-05-Sat  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.113    2008年7月5日(土)    【地域別一覧表へ】


祐天寺 もつ焼き「ばん」 第2回

祐天寺もつ焼き「ばん」外観

 土曜日の午後である。気温は30度を超え、真夏の暑さである。野暮用を済ませたのが午後4時。場所は祐天寺駅近く。
 「そうだ、たしか、あの店は午後4時開店ではなかったか」という考えが浮かぶ。
 歩いてものの3分とかからずに到着したのが、駒沢通り沿いにあるあの店である。言わずと知れたもつ焼きの名店、祐天寺 もつ焼き「ばん」である。
 中目黒駅の近くにあった中目黒「ばん」は47年もの長い間営業していた。その「ばん」が再開発の為に閉店。数年後の平成17年3月1日に祐天寺の駒沢通り沿いで再開店したのである。さらに、平成19年1月に店舗拡張。中目黒にあった名店「ばん」の閉店後、名実ともに優れた唯一の後継店がここ祐天寺 もつ焼き「ばん」である。前回、祐天寺 もつ焼き「ばん」を紹介したのは、この店舗拡張の直後、2007年1月26日であった。

 店内を覗くと、開店間もないというのに、満席に近い盛況である。駒沢通りに面した拡張後の新しい入口から中に入ってみる。すると、「はるさん」から拡張前の古い方の入口に回るように指示を受けた。そこで、店舗左端の路地に面した古い方の入口から入ろうとした。すると、すでにそちら側に数人のお客さんたちが立っている。どうやら4時からの宴会予約の人達らしい。間をすり抜けて中に入り、存在を示す。この店では、ボヤボヤしていると、後から後からお客さんが入ってきて座れなくなる。

 すでに、10人ほどが座れるカウンター席は一杯である。奥のテーブル席もさきほどの宴会予約の皆さん6人が入って、ほぼ満席である。ばんは4時の開店時から始める宴会のみ予約が可能であるという。
 入って左手の壁際に酒ケースを積み上げて作った仮設カウンターがある。そこに座るように言われる。すぐに仮設カウンター右端の位置に滑り込んだ。ラッキーであった。この仮設カウンターも左端の入口前に一人座り、さらに中央の通路を塞ぐように一人が座って、すぐにいっぱいになってしまった。この後に入って来た人は、入口でじっと空くのを待っている。それも店の人から声を掛けてもらえるように静かな自己アピールが必要なのである。さらに、店内をグルグル巡りながら滑り込むスペースを探している人もいた。

 あふれかえる客と客の間を縫うように通ってゆく女性に、すかさず声を掛け、サワー(250円)を頼む。私の位置はちょうど壁に掛けてある伝票に店の人が受けた注文を記入に来るので、声を掛けやすいのである。同じ仮設カウンターでも左端の入口の場所の人は、注文するのもままならない様子であった。
 サワーの瓶1本、氷と焼酎の入ったジョッキ、二つ割のレモンを搾り器に乗せたものがセットでやってくる。これで250円は本当に安い。無料サービスのお通しとしてキュウリと大根のぬか漬けが来る。
 さて、つまみである。煮込み(300円)と、タン(100円)、ハツ(100円)、カシラ(100円)の定番品、レバかつ(130円)を1本頼んだ。何しろ混んでいる。一期に頼まないと時間がたつばかりである。
 最初に煮込みがやってきた。モツと野菜が入っているタイプの煮込みである。うまい。味が良いので汁まで飲んでしまった。
 次にモツ3本がやってくる。相変わらず大ぶりで食べ応えがある。本数の「縛り」がないのが一人客の場合はとても助かるのである。肉が大きいので「2本縛り」だともつ焼きだけでお腹がいっぱいになってしまう。プリプリとした食感と共に、肉汁が口に広がる。今日も実にうまい。

 2杯目はホッピー(380円)を頼んだ。もちろん氷無しだ。ジョッキは冷えていないがホッピーと焼酎は冷えている。
 ここでレバかつがやってきた。ウスターソースという調味料の究極の使い方は、レバカツかもしれない。かみ切る時に広がるウスターソースの酸味が舌に心地よい。
 
 3杯目はホイス(320円)、本日も自分で定番と決めている飲み物三種を飲んだことになる。かつお刺し(380円)というメニューが目に付いた。カウンターのお客さんのところに運ばれてくる現物を見ると、分厚く切られたそれは、本当にうまそうである。夕食を食べる予定が無ければ、絶対に頼んでしまったに違いない。

 本当に店内は混んでいる。新しい方の入口辺りは広いので、そこで立ったまま飲み食いしている人がいる。入口の外には、炎天下立って待っている人もいた。
 壁に「外税です、席料、お通し代なし。」と書いてあった。「毎週火曜日玉子の日」とも書いてある。火曜日に来るとお通しのお新香と一緒にゆで卵が出てくるのである。素晴らしいサービスだ。このゆで卵を煮込みに入れて食べるのである。

 午後4時から45分間。お勘定は1680円プラス消費税であった。
外では真夏の暑さの中、険しい表情で入店を待っている人がいた。すんなり入店出来、比較的快適な場所に座れた自分の幸せを思う。

祐天寺効明泉

 祐天寺 もつ焼き「ばん」の前の路地を祐天寺駅方面に少し入ると、銭湯がある。平日の夕暮れ時、銭湯帰りに祐天寺 もつ焼き「ばん」で一杯出来たら良いなあと本当に思う。小さな幸せがここにある。

祐天寺 もつ焼き「ばん」
住所 東京都目黒区祐天寺2-8-17
電話 090-4706-0650
定休日 日曜・祝日 営業時間 16:00〜23:00
(ラストオーダー22:30。閉店と同時に強制退去となるので注意。)
交通 東急東横線「祐天寺」徒歩5分
http://www.running-dog.net/ban/



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント6
石川台 やきとん「たっくん」第2回
2008-07-03-Thu  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.112    2008年7月3日(木)    【地域別一覧表へ】


石川台 やきとん「たっくん」 第2回

石川台 やきとん「たっくん」

 SAKURAと東急池上線の旗の台駅で待ち合わせ向かったのは、同じく東急池上線の石川台駅である。
 石川台駅の駅前には小規模な商店街がある。その商店街の中に、やきとん「たっくん」がある。前回やきとん「たっくん」を紹介したのは、2007年10月9日VOL.045である。駅からの道順。店内の詳しい様子は、その第1回の紹介記事をお読みいただきたい。

 今回も「お帰りなさーい」「お疲れさまでーす」という、いつもの元気な声に迎えられ、店内に入ったのは午後6時45分であった。やきとん「たっくん」に来るのは本当に久しぶりである。半年はたってしまっているかもしれない。店内には、新しく男性の店員さんが増えていた。

 まずは、私はいつもの白ホッピーセット(400円)の氷無し、SAKURAはエビスビール中瓶(500円)である。ホッピージョッキを少しだけ痩せさせたような、よく冷やされたビールジョッキに焼酎が入っており、ステンレス製のマドラーが入った冷えたホッピー瓶がついてくる。これでジョッキが「ホッピージョッキ」ならば完璧である。

 お通しがやってきた。小皿に入った中華風の煮物のようなもの。当然、割り箸を使わなければ食べられない。最近、外食の際は、SAKURAと二人で、所謂「マイ箸」を使うことにしている。今日もそれぞれの専用の袋から「マイ箸」を取り出して使いはじめた。
 すると、男性の店員さんが目聡く「マイ箸ありがとうございます」と笑顔で言ってくれた。
 「マイ箸を使う人います?」と聞くと、「昨日も女性の方が一人おられました。」とのこと。マイ箸を使うことは、店側にとっても環境にとっても自分の健康にとっても良いことである。

 「たっくん」は、豚モツ焼きと焼き鳥の両方を食べることの出来る店であり、どちらも全て1本120円である。
 カシラ、ハラミの二種の豚モツ焼きと、ナンコツとツクネの二種の焼き鳥を選んだ。
 エビスビールとホッピーで乾杯である。焼酎はそれなりに多めだ。世間ではビールの価格が値上げされ、ホッピーも4月から値上がりしたばかりであるが、「たっくん」では、どちらも昨年の秋と単価が変わっていない。頑張ってくれているのである。

 焼き物がやってくる。本来は肉が冷めてしまうのでやらな方が良いと言われる「串から肉を外す作業」をする。二人で分けて食べたいからである。
 SAKURAが一通り食べてからマスターのたっくんに向かって言った。
 「前よりおいしくなったねえ」
 いつも、直感的に、正直に気持ちを伝えるSAKURAならではの言葉である。
 本当に以前よりおいしくなっていたのである。値段も変わっていない。
 もつ焼きや焼き鳥は、シンプルな食べ物である。どんなにタレをおいしくして、塩を工夫したとしても、やはり、仕入先から入ってくる材料に左右される。一定の味を維持するのはなかなかに難しいものである。

 「たっくん」の店内には、1980年代から1990年代頃の懐かしいロックやポップミュージックがいつも流れている。今日は1980年代に活躍したロックバンド「ニュー・オーダー」の曲がかかっていた。自然と気分が高揚してくる。
 私は、黒ホッピーセット氷無し(400円)を追加した。いつものパターンである。
本当は「たっくんポテト(350円)」も頼みたかった。しかし、ジャガイモとチーズにピザソースのかかっているものである。これから帰って夕飯である。居酒屋を巡りながら体重を落とそうという無謀な挑戦をはじめた身なので、今回は我慢をする。
 ここで、おいしくなった焼き物を再度頼むことにした。
 「鳥レバと豚レバを1本ずつ食べ比べで」と、マスターのたっくんに伝える。
 やってきたレバはどちらもおいしかった。「トリブタレバ食べ比べ」なんて早口言葉のようなメニューもあってよいのではないか」と勝手なことを思う。
 
 今日は帰って夕飯を食べなければならない。お勘定をお願いする。すると、男性店員さんが「本日はカップル・デイで、串2本サービスです」と笑顔で言う。何も知らず、うれしいサービスデイに当たっていたのである。120円×2本、240円がサービスで引かれたことになる。
 ほぼ45分の滞在。お勘定はカップル・ディサービスの為、二人で1,980円であった。

 酒を飲む店が少ない石川台周辺にとって、やきとん「たっくん」は、気軽に気持ちよく呑める貴重な店である。

石川台 やきとん「たっくん」
住所 東京都大田区東雪谷2-25-8
電話 03-5499-6133
定休日 月曜 営業時間 18:00〜25:00
交通 東急池上線「石川台」徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
長原 炭火焼「どっこい」
2008-07-02-Wed  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.111   2008年7月2日(水)    【地域別一覧表へ】


長原 炭火焼「どっこい」

長原「どっこい」外観

 東急池上線の長原駅の改札口を出て、左に歩き、すぐに左に曲がると環状7号線に出る。そして、改札口を出て右に向かって商店街を歩くと中原街道に出る。長原駅は環状7号線中原街道が交わる地域にあるのだ。改札口を出て中原街道に出る少し手前に今日の目的の店がある。店名は炭火焼「どっこい」である。私が知っている15年前の時点でも、この位置に、たしか居酒屋があったように思うが、以前とは異なる店のようである。

 午後6時50分入店。客の姿は店内に無い。12人ほどが座れるL字カウンターが左手にある。カウンターの中は調理場である。店の間口は狭いのでカウンターが埋まると背後を通り難いようである。入ってすぐ右手には階段、二階は座敷席になっているようだ。

 客の姿は店内にまだ無い。そこで、L字カウンター手前の左端に座ることにした。調理場の中も外も働いている人は若い人たちである。若い店員さんからメニューを渡される。「スーパー酎ハイ」という言葉が気になり、横で待つ青年に「スーパーって何がスーパーなの?」と質問をする。ちょっと困ったように「普通よりすっきりしている酎ハイです」という。
 お通しのマグロ煮と一緒にやってきた「スーパー酎ハイ」(350円)を飲む。特に何も〈スーパー〉ではない、焼酎が濃い訳でもないし、全体の量が多い訳でもない。炭酸が強いということもない。なにも「スーパー」な感じはうけないのである。

 こちらは、本来モツ鍋と鳥料理の店であるが、最近になって焼きとんも始めたとようである。一人きりなのでモツ鍋という訳にもゆかず、この店では豚串呼んでいる豚モツ焼きを食べることにした。のど(100円)、レバー(100円)、しろ(100円)を各1本ずつ頼む。さらに、牛ハラミ(250円)と手ごねつくね(220円)も1本ずつ追加した。
 メニューを眺める。豆腐、揚げ物系の一品料理は600円位の高めの価格設定だ。
 飲み物は、ビールからサワー類、焼酎、日本酒と幅広い。ホッピーまである。しかし、ホッピーを500円の価格設定にするのは、若い経営者の感覚だろうか。店内には、ポップミュージックが流れ、同時にテレビもついている。

 焼き物がやってくるまで時間がかかる。全部、一度に出てくる。前半と後半の二回に分けて出してくれた方がよいのではないだろうか。一度に出されると冷めてしまうからである。特にナンコツに似た食感の「のど」がうまかった。肉そのもののサイズはやはり小さい。しかし、どれを食べてもおいしかった。「芝浦まで足を運び、新鮮な材料を選びました」とメニューに書いてある。

 ホッピー氷無しで頼むことにする。注文をとった青年が去ると、調理場の中の青年が「ホッピーが冷えてないのですが・・・」と言う。「ジョッキは冷えているの?」と聞くと、「ジョッキは冷えてます」と答える。生ビール用に冷やしてあるに違いない。「仕方ないから氷を少しだけ入れてね」と答える。
 調理場の青年の手元を見ていると、ホッピーに使う焼酎は三重県四日市の宮崎本店の「亀甲宮」、所謂「キンミヤ」を使っていた。ちゃんとしているではないか。ただし、常温である。焼酎は氷で少し冷やすことが出来るのでなんとかなる。これでホッピーさえ冷やして出してくれれば欠点が無くなる。惜しい、実に惜しいのである。
 氷と焼酎の入った冷えたビールジョッキと常温のホッピーがやってくる。ここで、注文を取りに来た青年がサワーグラスの回収をしようとする。「氷を捨てるところが必要だから」と回収を断った。ホッピーを原理主義的に呑む為には、氷を捨てる場所が必要なのである。
 少したって、氷を全部ジョッキの中から取りだし、サワーグラスに捨てる。それから、常温のホッピーを冷えたジョッキに投入。惜しい、実に惜しい。最近、ホッピーそのものが小売で20円ほど値上がりしているので仕方がない面もあるが、500円という値段も実に惜しい。やはり、親父たちに好まれる「古典酒場」ではないことが解るのである。私はホッピーの値段を良い古典酒場であるかどうかの基準としている。

 メニューを眺めていると、豚レバカツタルタルソース(500円) 、親子丼(750円)、鶏皮ポン酢(550円)などの鶏料理が豊富である。どれもおいしそうである。しかし、価格設定が高めである。外観、内装は古典酒場的な雰囲気であるが、実際には「鳥料理ダイニング的な店」のようである。

 午後6時50分から7時30分まで約45分の滞在。お勘定は1,960円であった。

炭火焼 「どっこい」
住所 東京都大田区上池台1-1-15
電話 03-5499-0938
定休日 日曜・祝日 営業時間 17:00〜25:00
交通 東急池上線長原駅徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
旗の台 若鶏焼「鳥樹」本店
2008-07-01-Tue  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.110   2008年7月1日(火)    【地域別一覧表へ】


旗の台 若鳥焼「鳥樹」本店

旗の台「鳥樹」外観

 今日降り立った街は、東急池上線の旗の台駅である。
 前回のVol.109で紹介した焼き鳥「むらい」で、自分が鳥肉好きであることを再認識した私は、今日も焼き鳥が食べたくなってしまった。旗の台駅周辺には、古くからやっている小さな居酒屋さんがかなり残っている。その中でも、旗の台駅の蒲田方面の改札を出て、すぐ正面の路地の中に看板が見えるという好立地の店、若鳥焼「鳥樹」本店が有名である。同店は、同じ旗の台五反田方面改札口から1分程の場所に「東口店」、蒲田駅東口に「蒲田店」の全部で3店舗がある。その中でも、こちらの本店は、「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されている有名店である。

 店の入口は開け放たれていた。入ると左側には6人のみ座れるカウンターがあり、入ってすぐのカウンターの中に、大きな網で鳥を焼く、串焼き中心の一般の焼鳥店とは異なる焼き台がある。入って右手には8人ほど座れるテーブル席が二列、奥へ行くと小上がり座敷があり、そこには、10人位が座れるであろうか。けっして大きな店ではない。

 店に入ると、焼き台の前に立っている大将と目があった。指を一本出して、自分が一人であることを伝える。テーブル席には誰も座っていなかったが、予想通りカウンター席の隙間に入ることになった。しかし、6個あるはずの椅子が5個しかないという。左側の二人連れのお客さんが立ち上がる、すると、一人のお客さんの前に1つ隠れていたのが見つかった。若い男性の店員がメニューを持ってくる。生ビール小(440円)をお願いした。
 その時、左側の隠れた椅子の前に座っているお客さんが赤いオワンに入った鳥スープをこぼしてしまった。大将が「熱いでしょ、だいじょうぶ、ズボンを脱いで冷やした方がよいのでは?」などと、しきりに心配している。それから、女将さんがこぼしてしまった人に、新しい鳥スープを出している。湯気がたっており、本当に熱そうである。

 生ビールをいただく。うまい。そこへ、お通しとして鳥スープ納豆のセットがやってくる。熱いという様子を目の当たりにしていたので、注意しながら鳥スープをすすった。本当に熱いのである。このお通しのセットは300円である。
 女将さんがメニューを持ってくる。店内におもだったもののメニューが貼ってあるが、どれも品名だけで単価は書いていない。焼きとりトリワサもも焼き等を勧められる。こちらの大将も女将さんも滑舌よく早口である。トリワサ(480円)と、焼き鳥(550円)をお願いする。

 やがて、トリワサがやってきた。小さな器に、表面を軽く炙った鳥のささみが7、8片入っている。ハリのある食感でうまい。
 ここで、稽古帰りのSAKURAからメールが入る。実は、稽古帰りに、「居酒屋探偵DAITENの生活」のVOL.50でも紹介した大岡山の「三鶴」で一人軽く呑んでいるという。旗の台の「鳥樹」にいることを知らせるメールを送った。
 大将は、焼き鳥を焼きながら予約電話を受けている。東口店に何人、こちらに何人と予約状況を話している。大人数の予約が入ったようである。熱心な対応である。

 一人でカウンターに座り、次に何を頼もうかと思案する。右隣の男性二人組のお客さんがメニューを開いて見ているのを覗き込む。
 酎ハイ(360円)を頼んだ。すぐに、酎ハイがやってくる。「トリワサ」をつまみに、身体を小さくして、狭いカウンター席に座る。私を含め、身体が大きめの男性客が3人もいるので狭いのである。

 入口を見ると、SAKURAの姿が暖簾の外に見えた。大将の方を見て、もう一人増えたことを伝える。「どうぞ」と、誰も座っておらず空いているテーブル席を示す大将。はじめて来た店であるがメールに「蒲田方面改札の正面から見える」と書いてあったので、すぐに解ったそうである。

 トリワサと酎ハイを持って移動する。若い男性がメニューを持ってくる。SAKURAが梅酒を頼んだ。すると、商売熱心な女将さんが再びメニューを持って登場。もも焼き(710円)を勧める。SAKURAは、あまりたくさん食べられないと言う。そこで、煮込み(480円)を1つ頼んだ。少しして、先ほど頼んだ焼き鳥がやってくる。鳥肉と葱を串に刺したものが5本である。鳥料理店は5本単位の店が多い、1本単位で焼き鳥を売らないのである。所謂、「5本縛り」ということになる。
 こちらの「鳥樹」は大将も女将さんも商売熱心である。それがカウンターの中から伝わってくる。これが3店舗に店を増やすことができた所以であろうか。
 煮込みがやってきた。大根と鳥モツのさっぱりした煮込みである。豚モツ系の煮込みを好む人には、あっさりしすぎて物足りないかもしれない。しかし、味は良い。

午後6時30分から7時30分までの約1時間の滞在である。お勘定は二人で3,320円であった。


旗の台「鳥樹」看板

旗の台 若鳥焼「鳥樹」本店
住所 東京都品川区旗の台3-11-13
電話 03-3785-8472
定休 日曜・月曜・祭日
交通 東急池上線・大井町線旗の台駅 徒歩15秒


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
学芸大学 焼き鳥「むら井」
2008-06-21-Sat  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.109   2008年6月21日(土)    【地域別一覧表へ】


学芸大学 焼き鳥「むら井」

学芸大学「むら井」外観

 学芸大学には小さな名店が多い。前回、Vol.108で紹介したもつ焼き「ふじや」を出た後、周囲を散策するうちに、2008年4月のVol092で紹介した「目黒かっぱ」の写真を撮っていないことを思い出した。まだ、空に明るさが残っている午後6時15分である。「目黒かっぱ」の前まで行くと、扉が開け放たれてあった。中にはお客さんが一人いるだけであった。入ろうかと思いながら、少し店から離れ思案する。すると、左隣のもう一軒の店が気になってきた。路地裏にこの二軒が肩寄せ合うように並んでいる。前述のもつ焼き「ふじや」はもつ焼きのみの店であったが、こちらは焼き鳥の店である。元々、鳥好きの私である。もつ焼きの後に焼き鳥も食べてみたくなってしまった。

 店の名前は、焼き鳥「むら井」である。看板には「昭和22年創業」と書かれている。
 間口は一間ほど。扉を開いて中に入ると、カウンターが左側にある。席数は7席。カウンターの中は調理場。カウンターのずっと奥には、7、8人が座れるテーブル席が1つある。
 大将と女将さんの二人でやっている店のようである。すぐにおしぼりが出てくる。サッポロラガー中瓶(550円)をお願いする。所謂「赤星」である。やはり、「赤星」はうまい。酒類はサワー類が450円。日本酒や焼酎もある。全体的に酒の値段は居酒屋価格ではなく、小料理屋さんの価格であろうか。

 鳥串(150円)と鳥レバー(150円)をお願いする。メニューの脇に「注文は2本ずつお願いします。」と書かれている。2本縛りである。
 白衣を着た静かな大将が鳥肉を切って串に刺し始める。注文を受けてから串に刺すのである。この方がうまいに違いない。
 まず、鳥串が2本やってくる。何も言わなくても自動的にタレ焼きが出てくる。少し甘めのタレである。ビールがすすむ。次に、鳥レバーが焼けてくる。このレバーがトロリとした柔らかい食感でとてもおいしかった。

 やがて、赤ちゃんを抱いた女性が「オミアゲお願いしたいんですが・・・」と言いながら入ってきた。今年の2月に生まれたばかりという。こちらの大将と女将さんにもお孫さんがいて、今年の1月と3月に生まれたそうであるが一人は長崎で生まれたので写真だけでまだ会っていないという。
 女性が色々と注文をする。「ナンコツお願いします」と言うと、大将が「ナンコツは鳥ですか、豚ですか?」と聞く。自分ごとのように壁の品書きの札を見てしまう。焼き鳥だけの店だと思っていたが木札をよく見ると、豚モツの串もある。タン、ハツ、レバ、シロ、ナンコツ等があり、1本130円である。つまり、ナンコツは鳥と豚の両方があるのである。鳥か豚かを聞くのは当然の質問であった。
 「後で主人が取りに来ます。よろしくお願いします」と言って女性が出ていった。

 ここで、お酒を飲みたくなってしまった。土佐の酒、酔鯨(650円)をお願いする。女将さんが一升瓶を持ってくる。口開けである。開ける時にポンといい音がする。いつもながら「酔鯨」はうまい。
 酒のうまさにつられ、親子鍋(550円)というのを食べてみたくなった。女将さんに「親子丼の上のようなものですか?」と聞く。「そうですね、鳥と卵ですから・・・」と言う。早速頼んでしまう。実は、私は親子丼が大好物なのである。

 親子鍋がやってきた。中身は鳥肉、卵、玉葱、みつば、である。鳥が柔らかく実においしい。おいしいものを少しだけ食べることが出来る。幸せは今日もここにある。
 赤ちゃんのお父さんが「オミアゲ」を取りに来る。「タレを別につけておきました。余ったらご飯にかけて食べて下さい。」という大将。「この甘めのタレは赤ちゃんが好きかもしれないなあ。」などと考える。

 午後6時30分から7時30分までの約1時間の滞在である。お勘定は1,800円であった。
 雨が降っていた。傘をさして外に出る。

学芸大学 焼き鳥「むら井」
東京都目黒区鷹番3-14-20
電話 03-3792-6857
東急東横線学芸大学駅 徒歩3分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
学芸大学 もつ焼「ふじや」
2008-06-21-Sat  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.108   2008年6月21日(土)    【地域別一覧表へ】


学芸大学 もつ焼き「ふじや」

学芸大学「ふじや」外観

 世界中の文字を全てパソコンで表現しようとして「Unicode」が決められ、WindowsやMacOS X、LinuxやJavaなどで内部コードとして使われている。
 また、JIS X 0208という日本工業規格もある。通称で、JIS第1水準、JIS第2水準などと呼ばれるものである。もっと長い正式名称は「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」であるという。まるで早口言葉である。
 共に「変体仮名」は収録されていない。ただし、前述の二つのコードが16bitで表現しているのに対して、TRONコードは32bit長であり、一部変体仮名を含んでいる。
 こういった文字コードに関する文献を読み始めると、巨大な迷路に入り込んだような気持ちにさせられ、頭が混乱してくるので止めておいた方がよい。

 昔はそば屋とか和菓子屋とかの屋号に変体仮名を使っている店が多かった。今回の店の名前も正式名は、この変体仮名で表現されている。
 「ふじや」という屋号であるが、正式には「ふ」「婦」を母字とする変体仮名を使用する。どんな文字であるかは、文頭に掲示した店の外観写真を見ていただきたい。
 ゆえに、文中では便宜上、「ふじや」と表記することにする。

 さて、今回の「ふじや」は、もつ焼きの店である。
 同店は、東急東横線の学芸大学駅の改札を出て右手、渋谷方面から見れば、左手の地域にある。改札を出て右手に進み、線路と直角に交わる商店街を歩く。駅から数えて3本目の細い路地を左に入ると、すぐ右手に「もつ焼き」と書かれた赤提灯が下がっている。

 土曜日の夕暮れ時である。時折、小雨が降ってくる。雨の中、以前から気になっていた店に行ってみることにした。多くの居酒屋ブロガーの皆さんが来店している店、もつ焼き「ふじや」である。
 午後5時40分頃である。周囲の路地を散策した後、「ふじや」の前を駅とは反対の方から歩いてきた。店の前で写真を撮影し、一度通り過ぎる。そこで、きちんとスーツを着た背の高い紳士とすれ違った。振り返ると、躊躇い無く「ふじや」に入って行く。常連の方に違いない。立て続けに入ると「女将」さんが大変であろうと思い、少し間を空けてから店に入った。紳士の前には、すでにお酒が1本出ている。ちょうど良い頃合いであろうか。

 店の入口は開けてある。暖簾をくぐって中に入った。左手にカウンター席がある。席数は5席、奥の方で少し左に曲がった先に席があるかもしれないがよく見えない。基本的には5人座ったら満席ということだろうか。ちょっと石けん臭いおしぼりを女将さんが出してくれる。レモンサワー(400円)をお願いする。突きだし(400円)は「マグロやまかけ」である。
 喉が渇いていたので、サワーグラスに炭酸とレモンが一掛け搾り入れてあるシンプルなレモンサワーがうまい。
 白髪頭の女将さんが一定の速度で働いている。少しも急ぐ様子はない。その動きが止まったところで、「何か焼きますか?」と女将さんが言う。「かしら、たん、はつをお願いします」と答える。すると、「塩ですね」とおっしゃる。その声が実に渋いのである。心地よい低さというか、年季の入った声である。
 女将さんがまた一定の速度で働き始める。やがて、かしら(100円)、たん(100円)、はつ(100円)が1本ずつ出てきた。こちらの店には2本縛りは無いようである。一人客でも2本ずつ、3本ずつの「縛り」を要求される場合がある。縛りの無い店は、それだけで、とても良い店であると思う。もつ焼きは、他に「れば」と「しろ」がある。もつ焼き以外にも、納豆オムレツ(400円)、ウインナー(400円)、塩鮭(400円)、身欠にしん(400円)、トマト(400円)、冷奴(300円)などもある。

 並びの紳士がお酒をお代わりした。私も日本酒をお願いすることにした。誘惑に負けたのである。常温の酒がお銚子の口もとまですり切り一杯で出てくる。
 やがて、カジュアルな中にもお洒落な雰囲気を漂わせた中年紳士が入って来る。元気なお客さんである。女将さんとの掛け合いが始まる。こういうよく話してくれる常連さんがいると、「居酒屋探偵」としては、店の様子が見えてとても助かるのである。
 お客さんの噂話が続く。そして、「ちび」という猫が店にいて、このお客さんがその猫を少し離れた場所で見かけたと言う。平和である。古くて良い店には何故か「猫」がついている。
 ずいぶんと蒸してきた。時折、吹き込んでくる風が心地よい。

 約30分ほどの滞在で、外に出ることにした。お勘定をお願いする。1,400円であった。きっちり小銭で払う。雨が強くなってきた。傘を差して外に出る。
 「ちび」は、濡れてしまっているのではないだろうか。しかし、猫は犬と違い、人間が滅んだ後の世界でもちゃんと生き抜く力を持っていると言う。余計なお世話である。


学芸大学 もつ焼「ふじや」
東京都目黒区鷹番2-20-4
電話 03-3716-2480
東急東横線学芸大学駅 徒歩3分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

ページトップへ  トラックバック0 コメント2
戸越銀座 鳥料理「鳥久」
2008-06-18-Wed  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.107   2008年6月18日(水)    【地域別一覧表へ】

※2008年6月19日午後10時15分 100000カウント達成。感謝!
なんと自分自身で100000カウントしてしまいました。

戸越銀座 鳥料理「鳥久」

戸越銀座鳥久

 お互いのスケジュールが合わず、日暮里の豊田屋以来ASIMO君と飲んでいなかった。以前から懸案の居酒屋ツアーの企画もたくさんある。企画会議の為に急遽、戸越銀座で飲むことになった。
 「戸越」という地名は、江戸を越えた土地という意味の「江戸越え」に由来すると言う。当時の土地の人間は、「とごし」ではなく「とごえ」と呼んでいたらしいのである。さらに、大正12年の関東大震災で被害を受けた「銀座」から、ガス灯用のガス発生炉用耐火レンガとして使用されていた白レンガを譲り受け、水はけの悪かった戸越の大通り等に再利用した。このことにより、日本で初めて銀座という名前も譲り受け、戸越銀座という地名になったそうである。
 
 東急池上線と戸越銀座商店街は、ほぼ十字に交わっている。戸越銀座の蒲田方面の改札口を出て、右方向へ踏切を渡って、まっすぐ4分ほど歩くと、中原街道がある。中原街道に出て、すぐに右に曲がると数軒先の右手に古い赤提灯がぶら下がっている。そこが今回の店、鳥料理「鳥久」である。

 以前から一度入ってみようと思い、果たせずにいた店である。暖簾をくぐり、中を覗くと白衣の背中がテレビを見ている。店の大将のようである。引き戸を開け、「いいですか?」と声を掛け中に入る。大将が立ち上がり、カウンターの中に入る。
 入って右手にカウンター席6席、左手には先ほど大将が座っていた四人がやっと座れる程度の小さなテーブルが1つ。テーブルの上の高いところに、古いブラウン管テレビがある。大将と女将さんの二人で営む10人で満席の小さな店である。

 まずは、ASIMO君が「瓶ビール下さい」と言う。やってきたのは、キリンラガー大瓶(550円)であった。キリンラガーの苦みが心地よい。
 串焼きサービス品と壁に紙が貼ってある。値段は1,000円である。串焼きサービス品と、しらすおろし(300円)を頼むことにした。

 串焼きがやってきた。葱と鳥正肉の串焼き4本と椎茸1本、ピーマン2本のセットである。やや塩が強すぎるようである。ゆえに、酒がすすんでしまう。ビールの後は、ハイサワー(380円)を2杯頼んだ。店の外に「博水社」のハイサワーの空瓶の入ったケースが置いてあったので、店に入る前からハイサワーを飲むつもりいたのである。

 ASIMO君と、居酒屋ツアーの企画を考える。色々と案があったが、お互いの土曜の午後のスケジュールがちょうど良いことが解り、次の土曜日の昼に昼酒ツアーを行うことにした。昼に呑める店といえば、赤羽界隈か神田界隈である。赤羽方面は行ったことがある。そこで、神田の居酒屋を梯子することに決めた。午後1時半頃から神田突入の予定となった。

 串焼きはすぐに食べ終わってしまったので、串焼5本(600円)を追加する。さらに、私はウーロンハイ(380円)を頼んだ。やってきた串焼はすべて葱と鳥肉を串刺しにしたものである。スナギモなど他の部位は無いようである。

 最後に、いか丸焼き(600円)を注文した。ここで、酒を呑みたいという誘惑に負けてしまった。本当は軽く済ませるつもりであったが、いか丸焼きとの愛称を考えてしまい、頼んでしまったのである。とっくりの大(800円)である。途中で、ASIMO君はハイサワーを追加した。自然に私が日本酒を飲むことになる。この酒がきいてしまった。

 6時45分から8時までの1時間15分の滞在。二人でお勘定は5,370円であった。

 次回は神田方面である。

-----------------------------------------------------------------------------
※追記 その後、ASIMO君が大事な用事がある為、神田昼酒の企画は中止となった。
次回に期待したい。

-----------------------------------------------------------------------------


戸越銀座 鳥料理「鳥久」
東京都品川区平塚3-1-18
電話 03-3786-0279
定休日 日曜 営業時間 17:00〜24:00
東急池上線戸越銀座駅 徒歩4分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」



ページトップへ  トラックバック0 コメント2
長原 大衆酒場「鳥厚」第2回
2008-06-13-Fri  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.106   2008年6月13日(金)    【地域別一覧表へ】


長原 大衆酒場「鳥厚」 第2回

長原鳥厚

 仕事帰りにSAKURAと待ち合わせして、少し休んで帰ろうということになった。降りたのは、東急池上線長原駅である。駅改札を出てすぐの焼き鳥と鳥料理の店、大衆酒場「鳥厚」に向かう。前回、この店を紹介したのは、2008年2月19日(火)VOL.076である。

 長原駅改札を出たら左方向に歩き、すぐの角を左に曲がる。ちょっと入り難い雰囲気の小綺麗な飲食店が数軒続いた後、左手にホッとする赤提灯がある。それが大衆酒場「鳥厚」である。
 入ってすぐのカウンター席には、すでに四人のお客様。カウンターは一人客の方の為にとってあるのか、マスターは奥を手で示して「どうぞ」と言う。前回はカウンターで一人だったので、奥の座敷に座るのは初めてである。四人用、六人用の卓がたくさんあり、思いの外広い。チェーン居酒屋が少なく、規模の小さな店が多い長原にあって、六人で一卓に座ることの出来る店は貴重である。前回も仕事帰りのグループ客が多かった。

 今日は、SAKURAがお酒を飲めない。そこで、「ホッピーのみをお願いしたいのですけど・・・」と言ってみる。すると、マスターが「いいですよ」と答える。
 私の方はエビスビール大(500円)にした。エビスの大瓶が500円というのは今時珍しい安さである。エビスビール好きはこの1点だけで喜んでしまうに違いない。

 すぐにやってきた「ホッピーのみ」を見て驚いた。よく冷えた生ビールジョッキと冷えたホッピーが瓶で1本出てきたのである。前回は、常温のジョッキに焼酎と常温のホッピーが入り、氷の無い分、全体の量が少ないという【悲しいホッピー】が出てきたのである。これは期待してしまう。次はホッピーを頼もうと思った。

 前回、食べてみようと思った煮込み(380円)を注文する。モツに豆腐や野菜も入った豚汁風の煮込みである。さらにシメサバ(450円)もお願いする。
 やがて、サラリーマン風の四人連れが入って来て、座敷の一番奥に陣取った。カウンター席のお客さんも入れ替わって行く。一人客にもグループ客にも対応出来る店と言える。

 後から出勤してきた女性従業員の方に、期待大のホッピー氷なし(350円)を頼んだ。しかし、出てきたのはジョッキ1つであった。それも先ほどのホッピーのみとは違い、常温のジョッキに焼酎とホッピーを入れて、氷の無い分、量も少ない【悲しいホッピー】が出てきたのである。やはり、こちらのホッピーはこのスタイルなのかと、落胆してしまう。

 最後に鰺開き(350円)とレモンサワー(300円)を頼んだ。
 ビールも安く、つまみも安い。マスターは元気である。こちらの「鳥厚」【悲しいホッピー】以外の点では、とても良い店である。原理主義的ホッピーに対する理解が足りないという点だけで、点数の下がってしまう店は本当に多い。本当に惜しいことである。

 6時50分から8時00分までの1時間10分の滞在。二人でお勘定は2,760円であった。


長原 大衆酒場「鳥厚」
東京都大田区上池台1-10-5
電話 03-3728-8929
定休日 日曜 営業時間 17:00〜24:00
東急池上線長原駅 徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」



ページトップへ  トラックバック0 コメント0
長原 串焼居酒屋「環七酒場」
2008-06-11-Wed  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.105   2008年6月11日(水)    【地域別一覧表へ】


長原 串焼居酒屋「環七酒場」

長原串焼居酒屋「環七酒場」

 自分でもブログを始めるきっかけとなったのが「寄り道blog」である。その中でも特に印象に残っている記事が2006年2月7日の「忘れられぬ人々・・・長原・環七酒場」という記事である。
 この記事を読んでから池上線の長原駅近くにあるこの「環七酒場」にずっと行ってみたいと思っていた。しかし、店の前まで行くその度に、満席であったり休みであったりして、なかなか入る機会がなかった。
 「環七酒場」という名前が好きである。大田区平和島を基点に江戸川区臨海町を終点とする総延長52.5キロメートルという長大な「環状七号線」に沿って存在する居酒屋はたくさんあるに違いない。それを代表するかのような「環七酒場」という名前である。

 長原駅の改札を出たのは午後6時50分頃であろうか。改札の目の前の商店街を左へ歩き、突き当たりを左へ行く。そのまま、まっすぐに歩くと環状七号線に出る。右に曲がって環状七号線沿いを歩いてゆくと、すぐに右手に「環七酒場」がある。

 入口から中を覗いても中が見えない。そのまま、一度通り過ぎてから振り返ると、そこには禿頭で恰幅の良い親父さんが立っていた。ちょっと頭を下げながら中に入る。親父さんもすぐに戻って来て調理場の中へ。そして、「お客さんがさっきのぞいた時、ウインクでもしようかと思ったんですよ」と笑う。
 目の前に8名ほどが座れるカウンターが奥に向かって続いている。その奥には四人掛けのテーブルが1つ。間口が狭い小さな店である。カウンターの中は調理場。カウンター席には先客の方が二人、間を空けて座っているので別々に来られた一人客に違いない。
 真ん中の辺りに座っていらっしゃるお客さんが「いらっしゃい」と言ってくださる。さらに、カウンターの一番手前の席に座ろうとすると、「もっと真ん中へどうぞ」とおっしゃる。

 飲み物を考えていると、親父さんが「最初の一杯はサワーが無料です」と言う。7時までサワー類が無料なのである。レモンサワー(350円)をお願いする。
 焼酎を炭酸で割って、レモン一片を絞って入れたものが出てくる。一緒にイカと大根を煮たものがお通しとして出てくる。お通しは200円である。
 イカと大根の煮物を食べながら、つまみを考えていると、親父さんが「焼き鳥6本で500円のセットと焼き鳥3本と冷や奴とお新香で650円のセットがあります」と教えてくださる。
 6本で500円のセットをお願いする。「タレか塩どちらにしますか?」と聞かれた。迷っていると、「それじゃ、それぞれに合う味にしておきましょうね」と言ってくれる。何事も迷う私にとっては、的確な助言である。

 サワーを飲みながら、店内を見まわす。調理場の壁に「確認 たばこ火の始末、電気、エアコン、ガス元栓、水道もれ、生ビールガス栓」と書かれた紙が貼ってある。几帳面な大将の性格が伝わってくる。
 やがて、やってきた焼き鳥は豚レバー、鳥正肉、鳥皮、スナギモ、ネギ、ピーマンの計6本であった。豚レバーが特においしかった。これで6本500円は安い。

 「お酒、お願いします」と言うと、大将が壁の短冊を指し示しながら「冷やしたものにしますか、燗酒にしますか、燗酒もこの芳泉ですが」とおっしゃる。すぐにその芳泉燗酒(350円)にした。
 燗酒を飲みながら酔いがゆっくりと染みわたってくるのが解る。常連の皆さんは野球の話をしている。店の一番奥の高いところにあるブラウン管テレビを見ているのである。しかし、私の座る席からは間にぶら下がっている丸い照明器具が邪魔になって見えないのである。ゆえに、野球の話には参加しなかった。
 
 3杯目は梅干しハイ(350円)にした。このあたりから、最初に「いらっしゃい」と言ってくださった、二つ隣の席に座っておられる常連のS氏とお話をするようになった。長年、この辺りで飲んでいらっしゃるそうで、この辺りの酒場での出来事を色々とうかがった。武勇伝がたくさんある様子である。
 途中から次々に常連の方々が入ってこられた。私を含めカウンターは6人になった。

 やがて、一人のお客さんの前に、ホッピーの瓶が置いてあるのを発見した。業務用ではなく、コンビニなどでも手に入る一般向けのタイプである。
 大将に「ホッピーがあるのですか?」と聞くと、ちょっと困ったような顔をされて、「うちにはホッピーは無いんですけど、店に置いてくれとお客さんが・・・」とおっしゃる。 どうやら、持ち込みのようである。
「ホッピー好きでホッピーを普及しようとするお客さんはどこにもいるのだなあ」と感心させられた。私もまた、こちらのお店に三冷のホッピーがあればうれしいと思う一人である。

 最後にマグロ納豆(400円)とウーロンハイ(350円)をお願いする。
 さらに、S氏の武勇伝は続く。話は日本経済にまで発展した。私はいろいろな話を初めての方から聞くのが好きである。自分の知らないことを聞くのは楽しい。煩わしいとは思わないのである。
 時間は午後8時10分になっていた。約1時間20分ほどの滞在。思いの外、長居してしまった。お勘定をお願いすると2,150円であった。酒類4杯と、お通し、焼き鳥6本、マグロ納豆でこの値段は安い。つまみの種類は少ないが安い値段設定であり、常連が毎日のように来ることが出来る店と言える。
 大将がにこやかに送り出してくれる。大将から紹介されていたので承知していたが、常連のS氏が自分の名字をおっしゃった。私も本名を告げ、「また、よろしくお願いします」とご挨拶を申し上げた。
 楽しい一時であった。 「寄り道さん」がブログの中で書いていらっしゃることがよく解った気がする。


長原 串焼居酒屋「環七酒場」
住所 東京都大田区上池台1-44-1 ライオンズマンション上池台104
電話 03-3729-5170
交通 東急池上線長原駅下車徒歩3分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」



ページトップへ  トラックバック0 コメント2
西小山 居酒屋「八十八」第2回
2008-06-06-Fri  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.104   2008年6月6日(金)    【地域別一覧表へ】


西小山 居酒屋「八十八」

 
 咲良舎アクティングプレイスの稽古帰りのSAKURAとSAKURAの【片腕】である創間元哉君と、東急目黒線の西小山駅で待ち合わせた。
 西小山駅は来る度に駅前がどんどん変わってゆく。改札は東急ストアフードステーション、ファミリーレストランのサイゼリア等が入った駅ビルになっていた。
 本当は、最近移転をしたもつ焼きの名店、やきとん道場「三鶴」に行くつもりであったが、人数も3人であるので、やはり再開発で昨年移転した居酒屋「八十八」に行くことにした。前回、「八十八」を紹介したのは、2007年11月7日(水) 【VOL.049】であるから7ヶ月ぶりの訪問である。  

 改札で落ち合い、徒歩1分の商店街の中にある居酒屋「八十八」に向かう。入ってすぐ右側の4人掛けテーブルに座る。店内は4人掛けテープルが右手に3つ、奥に、6、7人座ることが出来るL字カウンターがあり、その中は調理場。店に入って左側は、手前から4人、8人、4人と座ることが出来る小上がり席がある。

 店の入口に、以前からある「月曜・水曜・金曜・サービスデー」というキャッチコピーが貼ってあった。このサービスデーには、生ビール中が300円、きまぐれ刺身が400円、若鶏唐揚げが300円でそれぞれ提供される。
 ゆえに、生ビールを3つと、きまぐれ刺身(400円)と若鶏唐揚げ(300円)を1つずつ頼んだ。本日のきまぐれ刺身は「かつお」である。

 最近、SAKURAと私は「マイ箸」を持ち歩いている。外食の際は可能な限り割り箸を使わないようにしているのである。しかし、ここ「八十八」では、そんな気遣いは必要がない。太めの高級感のある箸が空洞になった筒状の物に差した状態で置かれている。筒状の物から箸を抜いて、その上に置くと、箸置きになるのである。割り箸で食べるよりも食べやすく、実に気持ちが良い。この箸置きと箸のセットならば、配膳もし易いに違いない。これは他の店も見習うべきかもしれない。「八十八」は環境問題的にも優秀な店と言える。
 すぐに生ビールが来る。まずは3人で乾杯である。銘柄はキリン一番搾り。うまい。
 突き出しは「ぜんまい」をマヨネーズ状の薄味のもので和えたものである。味もよく、香ばしい。
 最初にやってきた「かつお」は厚く切られたものが8切れほど、これで400円は安い。さらに、紫陽花の花が添えられていて、六月の梅雨の時期であることを改めて識ることができ、実に風情がある。

 イワシ梅肉はさみ揚げ(600円)も頼む。これがうまかった。イワシが梅肉と大葉で包まれ揚げてある。これがうまい。梅干しが苦手な創間君もおいしいと言う。
 若鶏唐揚げが来た。ちゃんとした量である。これで300円は安い。思えば、生ビールとカツオ刺身と唐揚げの3つのサービス品を頼めば、丁度1000円で飲めることになるのである

 2杯目もサービスの生ビールを頼もうとも考えたが、次回、ASIMO君と来た時に続きを飲めばよいと考え、芋焼酎のボトルをとることにする。銘柄は「黒霧島」、価格は900mm入りボトルで2,300円である。3人ともお湯で割ることにした。

 SAKURAがトイレに立った。戻ってくると、ここのトイレは面白いと言う。しばらくして創間君もトイレに行って戻ってくると同じことを言う。そして、私の番である。まだ、この場所に移転して間もないので、トイレも新しくきれいである。しかし、面白いというのは、トイレそのものではなく、便器の左右の壁に貼ってあったポスターであった。
 便器に向かって左側には、舌を出したアインシュタインのたくさんの顔と、有名な言葉が書かれたポスターが貼ってあった。その言葉とは下記の通りである。

アインシュタインの言葉

 I am enough of an artist to draw freely upon my imagination. Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.  Albert Einstein

 私は想像したものを自由に描けるという点でアーティストだ。想像力は知識よりも重要だ。知識は有限であるが、想像力は世界を包み込むのである。
 アルバート・アインシュタイン


 我が咲良舎のホームページ「さくらの便り」のトップページに、以前からこの言葉の一部を掲載してあったのである。
 さらに、便器に向かって右側にはニューヨーク・アクターズ・スタジオ出身の有名俳優ロバート・デ・ニーロの若い頃の出世作、映画「タクシー・ドライバー」のポスターが貼ってあったのである。

タクシードライバー

 二人の待つ席に戻ると、この話で盛り上がってしまった。、我が咲良舎としては、こちらのお店に対して、一期に親しみが湧いてしまったのである。

 芋焼酎「黒霧島」は3人共好きな焼酎である。お湯割りがどんどんすすむのである。
ここで、キムチ納豆豆腐(450円)をとった。豆腐の上に納豆とキムチが乗っているだけのシンプルなものだが、なかなかにうまい。さらに、ポテトサラダ(300円)も注文した。なつかしい肉屋さんのポテトサラダという感じであった。

 午後7時から9時までの2時間の滞在。芋焼酎黒霧島の900mmボトルを入れたので、3人でお勘定は7,150円であった。


西小山 居酒屋「八十八(やそはち)」
東京都品川区小山6-2-3
電話03-3725-6874
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
日曜休 営業時間 平日17:30〜24:00(金曜・土曜は25時まで)


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」



ページトップへ  トラックバック0 コメント0
雪谷大塚 大衆割烹「とよだ」第2回
2008-05-30-Fri  CATEGORY: 居酒屋探偵DAITENの生活
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.103   2008年5月30日(金)    【地域別一覧表へ】

※2008年5月29日夜 90000カウント通過 感謝!


雪谷大塚 大衆割烹「とよだ」 第2回

雪谷大塚とよだ外観

 何かで疲れを感じた夜など、気持ちを切り替える為、軽く呑みたい時にはこの店に行く。その店は東急池上線の雪谷大塚駅のすぐ近くにある大衆割烹「とよだ」である。数年前に現在の場所に移転する前の店から通っているので、もう10年以上通っている店である。
 SAKURAと待ち合わせをして、仕事帰りに雪谷大塚へ向かった。実は、昨日も一人で来たので私は2日連続の来訪である。
 この店には、1回の会計金額2000円ごとに1枚くれる券がある。集めると焼酎のボトルがもらえる「ボトル交換補助券」である。20枚集めると焼酎ビダン1本と交換、25枚集めると焼酎いいちこ1本と交換してくれる。
 前回、この店を紹介したのは2007年9月6日であった。記事にはしないが、それからずいぶん通っている。なにしろ、今回でボトル交換補助券が20枚貯まりそうなのである。
 中に入ると、昨日と同じく30人程が座れる「変則的コの字カウンター席」は満席に近い盛況である。入って右側の角に二人分