咲良舎関連 演劇公演情報NO.25
咲良舎アクティングプレイスメンバーの倉多七与が芝居に出演します。
アクターズスタジオ櫻会第30回公演
『ヘッダ・ガーブレル』 〜原千代海 追悼〜
作/ヘンリック・イプセン 翻訳/原 千代海 台本・演出/沢田次郎
後援/ノルウェー王国大使館
出演/貝塚秀人(テスマン)/倉多七与(ヘッダ)/杉山裕子(A・テスマン嬢)/河崎早春(B・テスマン嬢)/松永衣吹(エドヴステード夫人)/神林哲哉(ブラック判事)/大久保亮一(レェーヴボルク)/吉村昌代(A・ベルテ)/根岸晴子(B・ベルテ)
公演日時など詳しくは↓
http://www.geocities.jp/as_sakurakai/30.htm
※SAPメンバーは直接倉多まで連絡してください。倉多はAB全公演に出演します。
劇場:櫻会スタジオ 地下鉄丸の内線「中野新橋駅」より徒歩3分 料金:2,000円
東京都中野区弥生町2-3-10-201 TEL 03-3299-7230 FAX 03-3299-7232
スタジオ TEL 03-3299-7161
咲良舎アクティングプレイスメンバーの倉多七与が芝居に出演します。
アクターズスタジオ櫻会第30回公演
『ヘッダ・ガーブレル』 〜原千代海 追悼〜
作/ヘンリック・イプセン 翻訳/原 千代海 台本・演出/沢田次郎
後援/ノルウェー王国大使館
出演/貝塚秀人(テスマン)/倉多七与(ヘッダ)/杉山裕子(A・テスマン嬢)/河崎早春(B・テスマン嬢)/松永衣吹(エドヴステード夫人)/神林哲哉(ブラック判事)/大久保亮一(レェーヴボルク)/吉村昌代(A・ベルテ)/根岸晴子(B・ベルテ)
公演日時など詳しくは↓
http://www.geocities.jp/as_sakurakai/30.htm
※SAPメンバーは直接倉多まで連絡してください。倉多はAB全公演に出演します。
劇場:櫻会スタジオ 地下鉄丸の内線「中野新橋駅」より徒歩3分 料金:2,000円
東京都中野区弥生町2-3-10-201 TEL 03-3299-7230 FAX 03-3299-7232
スタジオ TEL 03-3299-7161
その他各種情報
尊敬する居酒屋ブロガー、「橋本健二の居酒屋考現学」の橋本健二氏と、「居酒屋礼賛」の浜田信郎氏のお二人が、相次いで「居酒屋関係」の著作を発表されます。
『居酒屋ほろ酔い考現学』

『居酒屋ほろ酔い考現学』 著者/橋本健二 出版社/毎日新聞社 価格/本体1,500円+税75円。
『ひとり呑み・大衆酒場の楽しみ』

『ひとり呑み・大衆酒場の楽しみ』 著者/浜田信郎 出版社/WAVE出版 価格/本体1,400円+税70円
お二人のブログには、その情報量、高い見識、物の見方の鋭さなど、いつも感心させられております。勉強になります。是非、著作もお読みください。
「橋本健二の居酒屋考現学」
「居酒屋礼賛」
尊敬する居酒屋ブロガー、「橋本健二の居酒屋考現学」の橋本健二氏と、「居酒屋礼賛」の浜田信郎氏のお二人が、相次いで「居酒屋関係」の著作を発表されます。
『居酒屋ほろ酔い考現学』

『居酒屋ほろ酔い考現学』 著者/橋本健二 出版社/毎日新聞社 価格/本体1,500円+税75円。
『ひとり呑み・大衆酒場の楽しみ』

『ひとり呑み・大衆酒場の楽しみ』 著者/浜田信郎 出版社/WAVE出版 価格/本体1,400円+税70円
お二人のブログには、その情報量、高い見識、物の見方の鋭さなど、いつも感心させられております。勉強になります。是非、著作もお読みください。
「橋本健二の居酒屋考現学」
「居酒屋礼賛」
咲良舎関連 演劇公演情報NO.24
咲良舎アクティングプレイスメンバーの西村雄正が出演する芝居です。
菊田一夫 生誕100年記念
劇団東宝現代劇75人の会 第23回公演
『がめつい奴』
作/菊田一夫 潤色/横澤祐一 演出/丸山博一
大阪釜ヶ崎を舞台に、社会の底辺に生きる“がめつい奴”が繰り広げる悲喜劇。
「放浪記」と並ぶ菊田一夫の代表作!!
劇場:東京芸術劇場 小ホール2
JR「池袋駅」下車 東京都豊島区西池袋1-8-1
TEL 03-3791-6566
7/30 水 18:00〜
7/31 木 13:00〜/18:00〜
8/01 金 13:00〜/18:00〜
8/02 土 13:00〜/18:00〜
8/03 日 13:00〜
入場料: 5,000円(日時指定・全席自由)
チケット取扱/劇団東宝現代劇75人の会 TEL 080-1193-8697(7/30以降は劇場にご連絡ください)
西村雄正君のブログにお得なチケット購入情報あり→ http://nishimurau6.blog98.fc2.com/
咲良舎アクティングプレイスメンバーの西村雄正が出演する芝居です。
菊田一夫 生誕100年記念
劇団東宝現代劇75人の会 第23回公演
『がめつい奴』
作/菊田一夫 潤色/横澤祐一 演出/丸山博一
大阪釜ヶ崎を舞台に、社会の底辺に生きる“がめつい奴”が繰り広げる悲喜劇。
「放浪記」と並ぶ菊田一夫の代表作!!
劇場:東京芸術劇場 小ホール2
JR「池袋駅」下車 東京都豊島区西池袋1-8-1
TEL 03-3791-6566
7/30 水 18:00〜
7/31 木 13:00〜/18:00〜
8/01 金 13:00〜/18:00〜
8/02 土 13:00〜/18:00〜
8/03 日 13:00〜
入場料: 5,000円(日時指定・全席自由)
チケット取扱/劇団東宝現代劇75人の会 TEL 080-1193-8697(7/30以降は劇場にご連絡ください)
西村雄正君のブログにお得なチケット購入情報あり→ http://nishimurau6.blog98.fc2.com/
居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.109 2008年6月21日(土) 【地域別一覧表へ】
学芸大学 焼き鳥「むら井」

学芸大学には小さな名店が多い。前回、Vol.108で紹介したもつ焼き「ふじや」を出た後、周囲を散策するうちに、2008年4月のVol092で紹介した「目黒かっぱ」の写真を撮っていないことを思い出した。まだ、空に明るさが残っている午後6時15分である。「目黒かっぱ」の前まで行くと、扉が開け放たれてあった。中にはお客さんが一人いるだけであった。入ろうかと思いながら、少し店から離れ思案する。すると、左隣のもう一軒の店が気になってきた。路地裏にこの二軒が肩寄せ合うように並んでいる。前述のもつ焼き「ふじや」はもつ焼きのみの店であったが、こちらは焼き鳥の店である。元々、鳥好きの私である。もつ焼きの後に焼き鳥も食べてみたくなってしまった。
店の名前は、焼き鳥「むら井」である。看板には「昭和22年創業」と書かれている。
間口は一間ほど。扉を開いて中に入ると、カウンターが左側にある。席数は7席。カウンターの中は調理場。カウンターのずっと奥には、7、8人が座れるテーブル席が1つある。
大将と女将さんの二人でやっている店のようである。すぐにおしぼりが出てくる。サッポロラガー中瓶(550円)をお願いする。所謂「赤星」である。やはり、「赤星」はうまい。酒類はサワー類が450円。日本酒や焼酎もある。全体的に酒の値段は居酒屋価格ではなく、小料理屋さんの価格であろうか。
鳥串(150円)と鳥レバー(150円)をお願いする。メニューの脇に「注文は2本ずつお願いします。」と書かれている。2本縛りである。
白衣を着た静かな大将が鳥肉を切って串に刺し始める。注文を受けてから串に刺すのである。この方がうまいに違いない。
まず、鳥串が2本やってくる。何も言わなくても自動的にタレ焼きが出てくる。少し甘めのタレである。ビールがすすむ。次に、鳥レバーが焼けてくる。このレバーがトロリとした柔らかい食感でとてもおいしかった。
やがて、赤ちゃんを抱いた女性が「オミアゲお願いしたいんですが・・・」と言いながら入ってきた。今年の2月に生まれたばかりという。こちらの大将と女将さんにもお孫さんがいて、今年の1月と3月に生まれたそうであるが一人は長崎で生まれたので写真だけでまだ会っていないという。
女性が色々と注文をする。「ナンコツお願いします」と言うと、大将が「ナンコツは鳥ですか、豚ですか?」と聞く。自分ごとのように壁の品書きの札を見てしまう。焼き鳥だけの店だと思っていたが木札をよく見ると、豚モツの串もある。タン、ハツ、レバ、シロ、ナンコツ等があり、1本130円である。つまり、ナンコツは鳥と豚の両方があるのである。鳥か豚かを聞くのは当然の質問であった。
「後で主人が取りに来ます。よろしくお願いします」と言って女性が出ていった。
ここで、お酒を飲みたくなってしまった。土佐の酒、酔鯨(650円)をお願いする。女将さんが一升瓶を持ってくる。口開けである。開ける時にポンといい音がする。いつもながら「酔鯨」はうまい。
酒のうまさにつられ、親子鍋(550円)というのを食べてみたくなった。女将さんに「親子丼の上のようなものですか?」と聞く。「そうですね、鳥と卵ですから・・・」と言う。早速頼んでしまう。実は、私は親子丼が大好物なのである。
親子鍋がやってきた。中身は鳥肉、卵、玉葱、みつば、である。鳥が柔らかく実においしい。おいしいものを少しだけ食べることが出来る。幸せは今日もここにある。
赤ちゃんのお父さんが「オミアゲ」を取りに来る。「タレを別につけておきました。余ったらご飯にかけて食べて下さい。」という大将。「この甘めのタレは赤ちゃんが好きかもしれないなあ。」などと考える。
午後6時30分から7時30分までの約1時間の滞在である。お勘定は1,800円であった。
雨が降っていた。傘をさして外に出る。
学芸大学 焼き鳥「むら井」
東京都目黒区鷹番3-14-20
電話 03-3792-6857
東急東横線学芸大学駅 徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
学芸大学 焼き鳥「むら井」

学芸大学には小さな名店が多い。前回、Vol.108で紹介したもつ焼き「ふじや」を出た後、周囲を散策するうちに、2008年4月のVol092で紹介した「目黒かっぱ」の写真を撮っていないことを思い出した。まだ、空に明るさが残っている午後6時15分である。「目黒かっぱ」の前まで行くと、扉が開け放たれてあった。中にはお客さんが一人いるだけであった。入ろうかと思いながら、少し店から離れ思案する。すると、左隣のもう一軒の店が気になってきた。路地裏にこの二軒が肩寄せ合うように並んでいる。前述のもつ焼き「ふじや」はもつ焼きのみの店であったが、こちらは焼き鳥の店である。元々、鳥好きの私である。もつ焼きの後に焼き鳥も食べてみたくなってしまった。
店の名前は、焼き鳥「むら井」である。看板には「昭和22年創業」と書かれている。
間口は一間ほど。扉を開いて中に入ると、カウンターが左側にある。席数は7席。カウンターの中は調理場。カウンターのずっと奥には、7、8人が座れるテーブル席が1つある。
大将と女将さんの二人でやっている店のようである。すぐにおしぼりが出てくる。サッポロラガー中瓶(550円)をお願いする。所謂「赤星」である。やはり、「赤星」はうまい。酒類はサワー類が450円。日本酒や焼酎もある。全体的に酒の値段は居酒屋価格ではなく、小料理屋さんの価格であろうか。
鳥串(150円)と鳥レバー(150円)をお願いする。メニューの脇に「注文は2本ずつお願いします。」と書かれている。2本縛りである。
白衣を着た静かな大将が鳥肉を切って串に刺し始める。注文を受けてから串に刺すのである。この方がうまいに違いない。
まず、鳥串が2本やってくる。何も言わなくても自動的にタレ焼きが出てくる。少し甘めのタレである。ビールがすすむ。次に、鳥レバーが焼けてくる。このレバーがトロリとした柔らかい食感でとてもおいしかった。
やがて、赤ちゃんを抱いた女性が「オミアゲお願いしたいんですが・・・」と言いながら入ってきた。今年の2月に生まれたばかりという。こちらの大将と女将さんにもお孫さんがいて、今年の1月と3月に生まれたそうであるが一人は長崎で生まれたので写真だけでまだ会っていないという。
女性が色々と注文をする。「ナンコツお願いします」と言うと、大将が「ナンコツは鳥ですか、豚ですか?」と聞く。自分ごとのように壁の品書きの札を見てしまう。焼き鳥だけの店だと思っていたが木札をよく見ると、豚モツの串もある。タン、ハツ、レバ、シロ、ナンコツ等があり、1本130円である。つまり、ナンコツは鳥と豚の両方があるのである。鳥か豚かを聞くのは当然の質問であった。
「後で主人が取りに来ます。よろしくお願いします」と言って女性が出ていった。
ここで、お酒を飲みたくなってしまった。土佐の酒、酔鯨(650円)をお願いする。女将さんが一升瓶を持ってくる。口開けである。開ける時にポンといい音がする。いつもながら「酔鯨」はうまい。
酒のうまさにつられ、親子鍋(550円)というのを食べてみたくなった。女将さんに「親子丼の上のようなものですか?」と聞く。「そうですね、鳥と卵ですから・・・」と言う。早速頼んでしまう。実は、私は親子丼が大好物なのである。
親子鍋がやってきた。中身は鳥肉、卵、玉葱、みつば、である。鳥が柔らかく実においしい。おいしいものを少しだけ食べることが出来る。幸せは今日もここにある。
赤ちゃんのお父さんが「オミアゲ」を取りに来る。「タレを別につけておきました。余ったらご飯にかけて食べて下さい。」という大将。「この甘めのタレは赤ちゃんが好きかもしれないなあ。」などと考える。
午後6時30分から7時30分までの約1時間の滞在である。お勘定は1,800円であった。
雨が降っていた。傘をさして外に出る。
学芸大学 焼き鳥「むら井」
東京都目黒区鷹番3-14-20
電話 03-3792-6857
東急東横線学芸大学駅 徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
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居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.108 2008年6月21日(土) 【地域別一覧表へ】
学芸大学 もつ焼き「ふじや」

世界中の文字を全てパソコンで表現しようとして「Unicode」が決められ、WindowsやMacOS X、LinuxやJavaなどで内部コードとして使われている。
また、JIS X 0208という日本工業規格もある。通称で、JIS第1水準、JIS第2水準などと呼ばれるものである。もっと長い正式名称は「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」であるという。まるで早口言葉である。
共に「変体仮名」は収録されていない。ただし、前述の二つのコードが16bitで表現しているのに対して、TRONコードは32bit長であり、一部変体仮名を含んでいる。
こういった文字コードに関する文献を読み始めると、巨大な迷路に入り込んだような気持ちにさせられ、頭が混乱してくるので止めておいた方がよい。
昔はそば屋とか和菓子屋とかの屋号に変体仮名を使っている店が多かった。今回の店の名前も正式名は、この変体仮名で表現されている。
「ふじや」という屋号であるが、正式には「ふ」は「婦」を母字とする変体仮名を使用する。どんな文字であるかは、文頭に掲示した店の外観写真を見ていただきたい。
ゆえに、文中では便宜上、「ふじや」と表記することにする。
さて、今回の「ふじや」は、もつ焼きの店である。
同店は、東急東横線の学芸大学駅の改札を出て右手、渋谷方面から見れば、左手の地域にある。改札を出て右手に進み、線路と直角に交わる商店街を歩く。駅から数えて3本目の細い路地を左に入ると、すぐ右手に「もつ焼き」と書かれた赤提灯が下がっている。
土曜日の夕暮れ時である。時折、小雨が降ってくる。雨の中、以前から気になっていた店に行ってみることにした。多くの居酒屋ブロガーの皆さんが来店している店、もつ焼き「ふじや」である。
午後5時40分頃である。周囲の路地を散策した後、「ふじや」の前を駅とは反対の方から歩いてきた。店の前で写真を撮影し、一度通り過ぎる。そこで、きちんとスーツを着た背の高い紳士とすれ違った。振り返ると、躊躇い無く「ふじや」に入って行く。常連の方に違いない。立て続けに入ると「女将」さんが大変であろうと思い、少し間を空けてから店に入った。紳士の前には、すでにお酒が1本出ている。ちょうど良い頃合いであろうか。
店の入口は開けてある。暖簾をくぐって中に入った。左手にカウンター席がある。席数は5席、奥の方で少し左に曲がった先に席があるかもしれないがよく見えない。基本的には5人座ったら満席ということだろうか。ちょっと石けん臭いおしぼりを女将さんが出してくれる。レモンサワー(400円)をお願いする。突きだし(400円)は「マグロやまかけ」である。
喉が渇いていたので、サワーグラスに炭酸とレモンが一掛け搾り入れてあるシンプルなレモンサワーがうまい。
白髪頭の女将さんが一定の速度で働いている。少しも急ぐ様子はない。その動きが止まったところで、「何か焼きますか?」と女将さんが言う。「かしら、たん、はつをお願いします」と答える。すると、「塩ですね」とおっしゃる。その声が実に渋いのである。心地よい低さというか、年季の入った声である。
女将さんがまた一定の速度で働き始める。やがて、かしら(100円)、たん(100円)、はつ(100円)が1本ずつ出てきた。こちらの店には2本縛りは無いようである。一人客でも2本ずつ、3本ずつの「縛り」を要求される場合がある。縛りの無い店は、それだけで、とても良い店であると思う。もつ焼きは、他に「れば」と「しろ」がある。もつ焼き以外にも、納豆オムレツ(400円)、ウインナー(400円)、塩鮭(400円)、身欠にしん(400円)、トマト(400円)、冷奴(300円)などもある。
並びの紳士がお酒をお代わりした。私も日本酒をお願いすることにした。誘惑に負けたのである。常温の酒がお銚子の口もとまですり切り一杯で出てくる。
やがて、カジュアルな中にもお洒落な雰囲気を漂わせた中年紳士が入って来る。元気なお客さんである。女将さんとの掛け合いが始まる。こういうよく話してくれる常連さんがいると、「居酒屋探偵」としては、店の様子が見えてとても助かるのである。
お客さんの噂話が続く。そして、「ちび」という猫が店にいて、このお客さんがその猫を少し離れた場所で見かけたと言う。平和である。古くて良い店には何故か「猫」がついている。
ずいぶんと蒸してきた。時折、吹き込んでくる風が心地よい。
約30分ほどの滞在で、外に出ることにした。お勘定をお願いする。1,400円であった。きっちり小銭で払う。雨が強くなってきた。傘を差して外に出る。
「ちび」は、濡れてしまっているのではないだろうか。しかし、猫は犬と違い、人間が滅んだ後の世界でもちゃんと生き抜く力を持っていると言う。余計なお世話である。
学芸大学 もつ焼「ふじや」
東京都目黒区鷹番2-20-4
電話 03-3716-2480
東急東横線学芸大学駅 徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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学芸大学 もつ焼き「ふじや」

世界中の文字を全てパソコンで表現しようとして「Unicode」が決められ、WindowsやMacOS X、LinuxやJavaなどで内部コードとして使われている。
また、JIS X 0208という日本工業規格もある。通称で、JIS第1水準、JIS第2水準などと呼ばれるものである。もっと長い正式名称は「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」であるという。まるで早口言葉である。
共に「変体仮名」は収録されていない。ただし、前述の二つのコードが16bitで表現しているのに対して、TRONコードは32bit長であり、一部変体仮名を含んでいる。
こういった文字コードに関する文献を読み始めると、巨大な迷路に入り込んだような気持ちにさせられ、頭が混乱してくるので止めておいた方がよい。
昔はそば屋とか和菓子屋とかの屋号に変体仮名を使っている店が多かった。今回の店の名前も正式名は、この変体仮名で表現されている。
「ふじや」という屋号であるが、正式には「ふ」は「婦」を母字とする変体仮名を使用する。どんな文字であるかは、文頭に掲示した店の外観写真を見ていただきたい。
ゆえに、文中では便宜上、「ふじや」と表記することにする。
さて、今回の「ふじや」は、もつ焼きの店である。
同店は、東急東横線の学芸大学駅の改札を出て右手、渋谷方面から見れば、左手の地域にある。改札を出て右手に進み、線路と直角に交わる商店街を歩く。駅から数えて3本目の細い路地を左に入ると、すぐ右手に「もつ焼き」と書かれた赤提灯が下がっている。
土曜日の夕暮れ時である。時折、小雨が降ってくる。雨の中、以前から気になっていた店に行ってみることにした。多くの居酒屋ブロガーの皆さんが来店している店、もつ焼き「ふじや」である。
午後5時40分頃である。周囲の路地を散策した後、「ふじや」の前を駅とは反対の方から歩いてきた。店の前で写真を撮影し、一度通り過ぎる。そこで、きちんとスーツを着た背の高い紳士とすれ違った。振り返ると、躊躇い無く「ふじや」に入って行く。常連の方に違いない。立て続けに入ると「女将」さんが大変であろうと思い、少し間を空けてから店に入った。紳士の前には、すでにお酒が1本出ている。ちょうど良い頃合いであろうか。
店の入口は開けてある。暖簾をくぐって中に入った。左手にカウンター席がある。席数は5席、奥の方で少し左に曲がった先に席があるかもしれないがよく見えない。基本的には5人座ったら満席ということだろうか。ちょっと石けん臭いおしぼりを女将さんが出してくれる。レモンサワー(400円)をお願いする。突きだし(400円)は「マグロやまかけ」である。
喉が渇いていたので、サワーグラスに炭酸とレモンが一掛け搾り入れてあるシンプルなレモンサワーがうまい。
白髪頭の女将さんが一定の速度で働いている。少しも急ぐ様子はない。その動きが止まったところで、「何か焼きますか?」と女将さんが言う。「かしら、たん、はつをお願いします」と答える。すると、「塩ですね」とおっしゃる。その声が実に渋いのである。心地よい低さというか、年季の入った声である。
女将さんがまた一定の速度で働き始める。やがて、かしら(100円)、たん(100円)、はつ(100円)が1本ずつ出てきた。こちらの店には2本縛りは無いようである。一人客でも2本ずつ、3本ずつの「縛り」を要求される場合がある。縛りの無い店は、それだけで、とても良い店であると思う。もつ焼きは、他に「れば」と「しろ」がある。もつ焼き以外にも、納豆オムレツ(400円)、ウインナー(400円)、塩鮭(400円)、身欠にしん(400円)、トマト(400円)、冷奴(300円)などもある。
並びの紳士がお酒をお代わりした。私も日本酒をお願いすることにした。誘惑に負けたのである。常温の酒がお銚子の口もとまですり切り一杯で出てくる。
やがて、カジュアルな中にもお洒落な雰囲気を漂わせた中年紳士が入って来る。元気なお客さんである。女将さんとの掛け合いが始まる。こういうよく話してくれる常連さんがいると、「居酒屋探偵」としては、店の様子が見えてとても助かるのである。
お客さんの噂話が続く。そして、「ちび」という猫が店にいて、このお客さんがその猫を少し離れた場所で見かけたと言う。平和である。古くて良い店には何故か「猫」がついている。
ずいぶんと蒸してきた。時折、吹き込んでくる風が心地よい。
約30分ほどの滞在で、外に出ることにした。お勘定をお願いする。1,400円であった。きっちり小銭で払う。雨が強くなってきた。傘を差して外に出る。
「ちび」は、濡れてしまっているのではないだろうか。しかし、猫は犬と違い、人間が滅んだ後の世界でもちゃんと生き抜く力を持っていると言う。余計なお世話である。
学芸大学 もつ焼「ふじや」
東京都目黒区鷹番2-20-4
電話 03-3716-2480
東急東横線学芸大学駅 徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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居酒屋探偵DAITENの「がっかり録」Vol.10 【地域別一覧表へ】
池袋を彷徨い、疲れた背中を見る
先日の日曜の午後、池袋へ行かなければならない用事があった。ちょうど東京メトロ副都心線が開通したばかりなので、用事を済ませた後、池袋から渋谷まで新線に乗ってみることにした。池袋は副都心線の開通の為であろうか大変な人出であった。
今から25年ほど前、当時勤務していた会社への通勤途中の乗換駅であり、また、サンシャイン60ビルの中に得意先があったので、毎日のように池袋の街に来たものである。さらに、先輩や友人たちと仕事帰りに酒を飲むのも池袋が多かった。
西口ならばロサ会館のあたりでよく飲んだ。終電を逃してしまい、深夜営業の映画館で始発を待ったこともあった。東口ならば、駅前の明治通りを渡って、グリーン大通りを進み、東口五差路から60階通りに入ったあたりによく出没したように思う。
グリーン大通りと60階通りに挟まれた三角地帯にある「美久仁小路」、「人世横丁」、「栄町通り」といった闇市から生まれた飲屋街のある場所を歩いてみることにした。
「栄町通り」と書かれたアーケードを見上げていると、若い男性が二人、その中に入って行った。後からついてゆく。すると、二人は「すごいね」「昭和だね」などと、しきりに感心している。もちろん、日曜の午後である。やっている店は一軒もない。その路地は30メートルほど進むと右に曲がり、すぐ終わってしまった。路地を出て、右に曲がる。先ほどの「栄町通り」の入口に近い方へ戻ると、「美久仁小路」と書かれたアーケードがあった。「通り抜けられます」とアーケードの柱に書かれている。なにやら、懐かしい気持ちになる。「美久仁小路」を30メートルほど進むと、道は左に折れ、すぐに右に折れて、クランクになっている。その折れ曲がる角の部分に、有名な居酒屋「ふくろ」の美久仁小路店がある。以前から紹介してみたいと思っていた店である。しかし、西口の「ふくろ」は日曜でも昼間から営業しているが、こちらの店は日曜日が休みである。仕方なく、店の外観を撮影する。クランクの部分を過ぎて、30メートルほど歩くと出口がある。その出口を右に曲がると、右手の建物と建物の間に狭い路地を発見した。「通り抜けられます」と書いてある。この路地を入ると、先ほどの「ふくろ」の脇に出られるようになっているのである。
さらに進み、交差点を右に曲がった。すぐ左手に、また路地の入口を発見する。「人生横丁」である。この「人生横丁」は実に面白い形状をしている。私が入った路地を30メートルほど進むと、全長50メートルほどの路地にぶつかる。この二つの路地を途中からつなぐ15メートルほどの斜めの道があり、ちょうど横丁の中心部分に三角形の地域が出来上がっているのである。まだ、営業している店は無いようである。写真を撮りながら歩いた。すると、出口に近い一軒の店の入口が開いていた。中に数人の人影を発見する。暖簾も出ていないので、中がよく見える。カウンターの中に、高齢の女将さんらしき人が立っている。薄暗く狭い店の中に、数人の老人たちが座っている。ビール瓶やコップが彼らの前にある。しかし、暖簾も出ておらず、入口に看板も何もないので、営業中とはとても思えない。私のような新参者が入り込める雰囲気ではない。
「人生横丁」から外に出ると、その場所から「栄町通り」や「美久仁小路」の入口が見えた。頭がクラクラするような気持ちになった。なにやら、迷宮に迷い込んだようである。
たくさんの酒飲み達が、この迷宮を彷徨い、痛飲したのであろう。昔は老いも若きもよく飲んだ。泥酔し前後不覚になる者、肩を組み横一列で道をふさぐ酔っぱらい、道端で寝込む者、立ち小便する姿、飲み過ぎて吐いてしまう者、本当に酒飲み達が危うかった。それに比べれば、マナーが特に良いとは思えないが、今の若者たちはずっと上品に見える。
迷宮のような路地を彷徨い、歩き続け、実に面白かった。しかし、疲れた。早い時間から営業している店を見つけて飲みたいと思った。
近くに、「紅とん」の支店を見つけたが営業開始まで時間がある。そこで、「清龍」の東口店に行ってみることにした。再び、60階通りを渡り、サンシャイン通りに向かう。
しかし、四階建ての「清瀧東口店」は、シャッターが閉まり、閉店状態になっていた。表に貼り紙がある。建て替え工事のお知らせであった。230円という安さで酎ハイが飲める。酒も一合270円である。昔の単価は百円代であったように思う。
「清瀧東口店」から駅の方へ向かい、三越が角にある交差点を渡り、駅のすぐ近くに残る横丁に入り込む、その中に「清瀧本店」はある。のぞくと店内は満席であつた。
仕方なく、他の店を探すことにした。しばらく探して、一軒の寿司屋を発見する。入ってみようと考えた。しかし、ちょっと嫌な感じがする。後で解ったことではあるが、そこは、SAKURAが以前に話していた、「一期一会」の店、「がっかりな店」であった。
寿司屋に入ることは止めにして、その地下の居酒屋に入ることにした。入口の生ホッピーの文字と7時まで200円という「キャッチ」につられて階段を降りてしまった。なんとなく、この店には昔入ったような気がするのである。もちろん、昔のままの店名や経営とは限らないが建物は昔のままのようである。
さっそく、200円の生ホッピーを頼んだ。ジョッキも冷えており、一瞬生ビールを間違えて持ってきたのではないかと錯覚してしまった。
午後7時まで200円の値段のつまみがたくさんある。生ホッピーを呑みながらメニューを見ている。味玉そぼろと生のり酢を頼んだ。どちらも200円である。量の少ないお通しが最初に出てきた。これは300円である。200円のつまみより300円のお通しの方が貧弱なのはどうもバランスが悪い。
新しい客が入ってくる。店員が走ってゆく、注文をとって戻ってくる。カウンターの中にいる料理担当の人間に、注文の内容を告げると、その人間が「なんだ、全部200円かよ」と言った。気持ちは解るが客の前では言わない方がよい。
やがて、二人客がやってきた。四人席に座ろうとする。脱兎の如く店員が走ってゆく。そして、四人席に座ってしまった客を立ち上がらせ、大テーブルに移動させた。店内はガラガラである。そこまでする必要もないのではないだろうか。
店の一番奥にいる店主らしき親父がその店員を酷く怒っている。何かに対する反応が遅かったようである。店員教育は必要であるが客の前ではやめた方がよい。
やがて、初老の男性客が若い女性を連れて入ってきた。まだ、店全体は空いているのに私の左隣のカウンター席に座らされる。年齢的にバランスの悪いカップルである。女性は真四角の化粧バックを手にしている。それをカウンターの上に置いた。邪魔である。これでは料理を置く場所もない。女性がトイレに行って来ると言う。すると、あまり景気が良さそうな顔をしていない男性客が何か言った。声が小さいのでよく聞こえない。それに答えて、「○○は〜○○さんには隠し事はしてないから〜」などと舌たらずに言う。明らかに、キャバクラ出勤前のキャバ嬢と同伴出勤の客のように見える。歓楽街の近くで良く見かけるような不自然なカップルだ。「池袋だなあ」と思う。
日曜日の夕暮れ時だからであろうか、次々に入って来るお客達がなんとなく疲れた雰囲気を背中に漂わせている。生ホッピーを呑みながら、全部がお通しのような、冷めたツマミを食べる。なにやら、酷く貧しい気持ちになってきて店を出ることにした。お勘定は1400円であった。
思えば、1階にSAKURAが「がっかり店」だと言った寿司屋があり、地下に私が発見した「がっかり店」の居酒屋があったのである。時間もまったく違うのに、お互い打ち合わせもせずに、それぞれ上下に存在する「がっかり店」に入ってしまったのである。もしかして、同じ経営者ではないだろうか。
この後も池袋の街をずいぶんと歩いた。副都心線に乗って帰ることにする。副都心線の改札を目指して地下道を歩く私自身の背中も酷く疲れて見えたに違いない。
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池袋を彷徨い、疲れた背中を見る
先日の日曜の午後、池袋へ行かなければならない用事があった。ちょうど東京メトロ副都心線が開通したばかりなので、用事を済ませた後、池袋から渋谷まで新線に乗ってみることにした。池袋は副都心線の開通の為であろうか大変な人出であった。
今から25年ほど前、当時勤務していた会社への通勤途中の乗換駅であり、また、サンシャイン60ビルの中に得意先があったので、毎日のように池袋の街に来たものである。さらに、先輩や友人たちと仕事帰りに酒を飲むのも池袋が多かった。
西口ならばロサ会館のあたりでよく飲んだ。終電を逃してしまい、深夜営業の映画館で始発を待ったこともあった。東口ならば、駅前の明治通りを渡って、グリーン大通りを進み、東口五差路から60階通りに入ったあたりによく出没したように思う。
グリーン大通りと60階通りに挟まれた三角地帯にある「美久仁小路」、「人世横丁」、「栄町通り」といった闇市から生まれた飲屋街のある場所を歩いてみることにした。
「栄町通り」と書かれたアーケードを見上げていると、若い男性が二人、その中に入って行った。後からついてゆく。すると、二人は「すごいね」「昭和だね」などと、しきりに感心している。もちろん、日曜の午後である。やっている店は一軒もない。その路地は30メートルほど進むと右に曲がり、すぐ終わってしまった。路地を出て、右に曲がる。先ほどの「栄町通り」の入口に近い方へ戻ると、「美久仁小路」と書かれたアーケードがあった。「通り抜けられます」とアーケードの柱に書かれている。なにやら、懐かしい気持ちになる。「美久仁小路」を30メートルほど進むと、道は左に折れ、すぐに右に折れて、クランクになっている。その折れ曲がる角の部分に、有名な居酒屋「ふくろ」の美久仁小路店がある。以前から紹介してみたいと思っていた店である。しかし、西口の「ふくろ」は日曜でも昼間から営業しているが、こちらの店は日曜日が休みである。仕方なく、店の外観を撮影する。クランクの部分を過ぎて、30メートルほど歩くと出口がある。その出口を右に曲がると、右手の建物と建物の間に狭い路地を発見した。「通り抜けられます」と書いてある。この路地を入ると、先ほどの「ふくろ」の脇に出られるようになっているのである。
さらに進み、交差点を右に曲がった。すぐ左手に、また路地の入口を発見する。「人生横丁」である。この「人生横丁」は実に面白い形状をしている。私が入った路地を30メートルほど進むと、全長50メートルほどの路地にぶつかる。この二つの路地を途中からつなぐ15メートルほどの斜めの道があり、ちょうど横丁の中心部分に三角形の地域が出来上がっているのである。まだ、営業している店は無いようである。写真を撮りながら歩いた。すると、出口に近い一軒の店の入口が開いていた。中に数人の人影を発見する。暖簾も出ていないので、中がよく見える。カウンターの中に、高齢の女将さんらしき人が立っている。薄暗く狭い店の中に、数人の老人たちが座っている。ビール瓶やコップが彼らの前にある。しかし、暖簾も出ておらず、入口に看板も何もないので、営業中とはとても思えない。私のような新参者が入り込める雰囲気ではない。
「人生横丁」から外に出ると、その場所から「栄町通り」や「美久仁小路」の入口が見えた。頭がクラクラするような気持ちになった。なにやら、迷宮に迷い込んだようである。
たくさんの酒飲み達が、この迷宮を彷徨い、痛飲したのであろう。昔は老いも若きもよく飲んだ。泥酔し前後不覚になる者、肩を組み横一列で道をふさぐ酔っぱらい、道端で寝込む者、立ち小便する姿、飲み過ぎて吐いてしまう者、本当に酒飲み達が危うかった。それに比べれば、マナーが特に良いとは思えないが、今の若者たちはずっと上品に見える。
迷宮のような路地を彷徨い、歩き続け、実に面白かった。しかし、疲れた。早い時間から営業している店を見つけて飲みたいと思った。
近くに、「紅とん」の支店を見つけたが営業開始まで時間がある。そこで、「清龍」の東口店に行ってみることにした。再び、60階通りを渡り、サンシャイン通りに向かう。
しかし、四階建ての「清瀧東口店」は、シャッターが閉まり、閉店状態になっていた。表に貼り紙がある。建て替え工事のお知らせであった。230円という安さで酎ハイが飲める。酒も一合270円である。昔の単価は百円代であったように思う。
「清瀧東口店」から駅の方へ向かい、三越が角にある交差点を渡り、駅のすぐ近くに残る横丁に入り込む、その中に「清瀧本店」はある。のぞくと店内は満席であつた。
仕方なく、他の店を探すことにした。しばらく探して、一軒の寿司屋を発見する。入ってみようと考えた。しかし、ちょっと嫌な感じがする。後で解ったことではあるが、そこは、SAKURAが以前に話していた、「一期一会」の店、「がっかりな店」であった。
寿司屋に入ることは止めにして、その地下の居酒屋に入ることにした。入口の生ホッピーの文字と7時まで200円という「キャッチ」につられて階段を降りてしまった。なんとなく、この店には昔入ったような気がするのである。もちろん、昔のままの店名や経営とは限らないが建物は昔のままのようである。
さっそく、200円の生ホッピーを頼んだ。ジョッキも冷えており、一瞬生ビールを間違えて持ってきたのではないかと錯覚してしまった。
午後7時まで200円の値段のつまみがたくさんある。生ホッピーを呑みながらメニューを見ている。味玉そぼろと生のり酢を頼んだ。どちらも200円である。量の少ないお通しが最初に出てきた。これは300円である。200円のつまみより300円のお通しの方が貧弱なのはどうもバランスが悪い。
新しい客が入ってくる。店員が走ってゆく、注文をとって戻ってくる。カウンターの中にいる料理担当の人間に、注文の内容を告げると、その人間が「なんだ、全部200円かよ」と言った。気持ちは解るが客の前では言わない方がよい。
やがて、二人客がやってきた。四人席に座ろうとする。脱兎の如く店員が走ってゆく。そして、四人席に座ってしまった客を立ち上がらせ、大テーブルに移動させた。店内はガラガラである。そこまでする必要もないのではないだろうか。
店の一番奥にいる店主らしき親父がその店員を酷く怒っている。何かに対する反応が遅かったようである。店員教育は必要であるが客の前ではやめた方がよい。
やがて、初老の男性客が若い女性を連れて入ってきた。まだ、店全体は空いているのに私の左隣のカウンター席に座らされる。年齢的にバランスの悪いカップルである。女性は真四角の化粧バックを手にしている。それをカウンターの上に置いた。邪魔である。これでは料理を置く場所もない。女性がトイレに行って来ると言う。すると、あまり景気が良さそうな顔をしていない男性客が何か言った。声が小さいのでよく聞こえない。それに答えて、「○○は〜○○さんには隠し事はしてないから〜」などと舌たらずに言う。明らかに、キャバクラ出勤前のキャバ嬢と同伴出勤の客のように見える。歓楽街の近くで良く見かけるような不自然なカップルだ。「池袋だなあ」と思う。
日曜日の夕暮れ時だからであろうか、次々に入って来るお客達がなんとなく疲れた雰囲気を背中に漂わせている。生ホッピーを呑みながら、全部がお通しのような、冷めたツマミを食べる。なにやら、酷く貧しい気持ちになってきて店を出ることにした。お勘定は1400円であった。
思えば、1階にSAKURAが「がっかり店」だと言った寿司屋があり、地下に私が発見した「がっかり店」の居酒屋があったのである。時間もまったく違うのに、お互い打ち合わせもせずに、それぞれ上下に存在する「がっかり店」に入ってしまったのである。もしかして、同じ経営者ではないだろうか。
この後も池袋の街をずいぶんと歩いた。副都心線に乗って帰ることにする。副都心線の改札を目指して地下道を歩く私自身の背中も酷く疲れて見えたに違いない。
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居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.107 2008年6月18日(水) 【地域別一覧表へ】
※2008年6月19日午後10時15分 100000カウント達成。感謝!
なんと自分自身で100000カウントしてしまいました。
戸越銀座 鳥料理「鳥久」

お互いのスケジュールが合わず、日暮里の豊田屋以来ASIMO君と飲んでいなかった。以前から懸案の居酒屋ツアーの企画もたくさんある。企画会議の為に急遽、戸越銀座で飲むことになった。
「戸越」という地名は、江戸を越えた土地という意味の「江戸越え」に由来すると言う。当時の土地の人間は、「とごし」ではなく「とごえ」と呼んでいたらしいのである。さらに、大正12年の関東大震災で被害を受けた「銀座」から、ガス灯用のガス発生炉用耐火レンガとして使用されていた白レンガを譲り受け、水はけの悪かった戸越の大通り等に再利用した。このことにより、日本で初めて銀座という名前も譲り受け、「戸越銀座」という地名になったそうである。
東急池上線と戸越銀座商店街は、ほぼ十字に交わっている。戸越銀座駅の蒲田方面の改札口を出て、右方向へ踏切を渡って、まっすぐ4分ほど歩くと、中原街道がある。中原街道に出て、すぐに右に曲がると数軒先の右手に古い赤提灯がぶら下がっている。そこが今回の店、鳥料理「鳥久」である。
以前から一度入ってみようと思い、果たせずにいた店である。暖簾をくぐり、中を覗くと白衣の背中がテレビを見ている。店の大将のようである。引き戸を開け、「いいですか?」と声を掛け中に入る。大将が立ち上がり、カウンターの中に入る。
入って右手にカウンター席6席、左手には先ほど大将が座っていた四人がやっと座れる程度の小さなテーブルが1つ。テーブルの上の高いところに、古いブラウン管テレビがある。大将と女将さんの二人で営む10人で満席の小さな店である。
まずは、ASIMO君が「瓶ビール下さい」と言う。やってきたのは、キリンラガー大瓶(550円)であった。キリンラガーの苦みが心地よい。
串焼きサービス品と壁に紙が貼ってある。値段は1,000円である。串焼きサービス品と、しらすおろし(300円)を頼むことにした。
串焼きがやってきた。葱と鳥正肉の串焼き4本と椎茸1本、ピーマン2本のセットである。やや塩が強すぎるようである。ゆえに、酒がすすんでしまう。ビールの後は、ハイサワー(380円)を2杯頼んだ。店の外に「博水社」のハイサワーの空瓶の入ったケースが置いてあったので、店に入る前からハイサワーを飲むつもりいたのである。
ASIMO君と、居酒屋ツアーの企画を考える。色々と案があったが、お互いの土曜の午後のスケジュールがちょうど良いことが解り、次の土曜日の昼に昼酒ツアーを行うことにした。昼に呑める店といえば、赤羽界隈か神田界隈である。赤羽方面は行ったことがある。そこで、神田の居酒屋を梯子することに決めた。午後1時半頃から神田突入の予定となった。
串焼きはすぐに食べ終わってしまったので、串焼5本(600円)を追加する。さらに、私はウーロンハイ(380円)を頼んだ。やってきた串焼はすべて葱と鳥肉を串刺しにしたものである。スナギモなど他の部位は無いようである。
最後に、いか丸焼き(600円)を注文した。ここで、酒を呑みたいという誘惑に負けてしまった。本当は軽く済ませるつもりであったが、いか丸焼きとの愛称を考えてしまい、頼んでしまったのである。とっくりの大(800円)である。途中で、ASIMO君はハイサワーを追加した。自然に私が日本酒を飲むことになる。この酒がきいてしまった。
6時45分から8時までの1時間15分の滞在。二人でお勘定は5,370円であった。
次回は神田方面である。
-----------------------------------------------------------------------------
※追記 その後、ASIMO君が大事な用事がある為、神田昼酒の企画は中止となった。
次回に期待したい。
-----------------------------------------------------------------------------
戸越銀座 鳥料理「鳥久」
東京都品川区平塚3-1-18
電話 03-3786-0279
定休日 日曜 営業時間 17:00〜24:00
東急池上線戸越銀座駅 徒歩4分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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※2008年6月19日午後10時15分 100000カウント達成。感謝!
なんと自分自身で100000カウントしてしまいました。
戸越銀座 鳥料理「鳥久」

お互いのスケジュールが合わず、日暮里の豊田屋以来ASIMO君と飲んでいなかった。以前から懸案の居酒屋ツアーの企画もたくさんある。企画会議の為に急遽、戸越銀座で飲むことになった。
「戸越」という地名は、江戸を越えた土地という意味の「江戸越え」に由来すると言う。当時の土地の人間は、「とごし」ではなく「とごえ」と呼んでいたらしいのである。さらに、大正12年の関東大震災で被害を受けた「銀座」から、ガス灯用のガス発生炉用耐火レンガとして使用されていた白レンガを譲り受け、水はけの悪かった戸越の大通り等に再利用した。このことにより、日本で初めて銀座という名前も譲り受け、「戸越銀座」という地名になったそうである。
東急池上線と戸越銀座商店街は、ほぼ十字に交わっている。戸越銀座駅の蒲田方面の改札口を出て、右方向へ踏切を渡って、まっすぐ4分ほど歩くと、中原街道がある。中原街道に出て、すぐに右に曲がると数軒先の右手に古い赤提灯がぶら下がっている。そこが今回の店、鳥料理「鳥久」である。
以前から一度入ってみようと思い、果たせずにいた店である。暖簾をくぐり、中を覗くと白衣の背中がテレビを見ている。店の大将のようである。引き戸を開け、「いいですか?」と声を掛け中に入る。大将が立ち上がり、カウンターの中に入る。
入って右手にカウンター席6席、左手には先ほど大将が座っていた四人がやっと座れる程度の小さなテーブルが1つ。テーブルの上の高いところに、古いブラウン管テレビがある。大将と女将さんの二人で営む10人で満席の小さな店である。
まずは、ASIMO君が「瓶ビール下さい」と言う。やってきたのは、キリンラガー大瓶(550円)であった。キリンラガーの苦みが心地よい。
串焼きサービス品と壁に紙が貼ってある。値段は1,000円である。串焼きサービス品と、しらすおろし(300円)を頼むことにした。
串焼きがやってきた。葱と鳥正肉の串焼き4本と椎茸1本、ピーマン2本のセットである。やや塩が強すぎるようである。ゆえに、酒がすすんでしまう。ビールの後は、ハイサワー(380円)を2杯頼んだ。店の外に「博水社」のハイサワーの空瓶の入ったケースが置いてあったので、店に入る前からハイサワーを飲むつもりいたのである。
ASIMO君と、居酒屋ツアーの企画を考える。色々と案があったが、お互いの土曜の午後のスケジュールがちょうど良いことが解り、次の土曜日の昼に昼酒ツアーを行うことにした。昼に呑める店といえば、赤羽界隈か神田界隈である。赤羽方面は行ったことがある。そこで、神田の居酒屋を梯子することに決めた。午後1時半頃から神田突入の予定となった。
串焼きはすぐに食べ終わってしまったので、串焼5本(600円)を追加する。さらに、私はウーロンハイ(380円)を頼んだ。やってきた串焼はすべて葱と鳥肉を串刺しにしたものである。スナギモなど他の部位は無いようである。
最後に、いか丸焼き(600円)を注文した。ここで、酒を呑みたいという誘惑に負けてしまった。本当は軽く済ませるつもりであったが、いか丸焼きとの愛称を考えてしまい、頼んでしまったのである。とっくりの大(800円)である。途中で、ASIMO君はハイサワーを追加した。自然に私が日本酒を飲むことになる。この酒がきいてしまった。
6時45分から8時までの1時間15分の滞在。二人でお勘定は5,370円であった。
次回は神田方面である。
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※追記 その後、ASIMO君が大事な用事がある為、神田昼酒の企画は中止となった。
次回に期待したい。
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戸越銀座 鳥料理「鳥久」
東京都品川区平塚3-1-18
電話 03-3786-0279
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東急池上線戸越銀座駅 徒歩4分
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居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.106 2008年6月13日(金) 【地域別一覧表へ】
長原 大衆酒場「鳥厚」 第2回

仕事帰りにSAKURAと待ち合わせして、少し休んで帰ろうということになった。降りたのは、東急池上線長原駅である。駅改札を出てすぐの焼き鳥と鳥料理の店、大衆酒場「鳥厚」に向かう。前回、この店を紹介したのは、2008年2月19日(火)のVOL.076である。
長原駅改札を出たら左方向に歩き、すぐの角を左に曲がる。ちょっと入り難い雰囲気の小綺麗な飲食店が数軒続いた後、左手にホッとする赤提灯がある。それが大衆酒場「鳥厚」である。
入ってすぐのカウンター席には、すでに四人のお客様。カウンターは一人客の方の為にとってあるのか、マスターは奥を手で示して「どうぞ」と言う。前回はカウンターで一人だったので、奥の座敷に座るのは初めてである。四人用、六人用の卓がたくさんあり、思いの外広い。チェーン居酒屋が少なく、規模の小さな店が多い長原にあって、六人で一卓に座ることの出来る店は貴重である。前回も仕事帰りのグループ客が多かった。
今日は、SAKURAがお酒を飲めない。そこで、「ホッピーのみをお願いしたいのですけど・・・」と言ってみる。すると、マスターが「いいですよ」と答える。
私の方はエビスビール大(500円)にした。エビスの大瓶が500円というのは今時珍しい安さである。エビスビール好きはこの1点だけで喜んでしまうに違いない。
すぐにやってきた「ホッピーのみ」を見て驚いた。よく冷えた生ビールジョッキと冷えたホッピーが瓶で1本出てきたのである。前回は、常温のジョッキに焼酎と常温のホッピーが入り、氷の無い分、全体の量が少ないという【悲しいホッピー】が出てきたのである。これは期待してしまう。次はホッピーを頼もうと思った。
前回、食べてみようと思った煮込み(380円)を注文する。モツに豆腐や野菜も入った豚汁風の煮込みである。さらにシメサバ(450円)もお願いする。
やがて、サラリーマン風の四人連れが入って来て、座敷の一番奥に陣取った。カウンター席のお客さんも入れ替わって行く。一人客にもグループ客にも対応出来る店と言える。
後から出勤してきた女性従業員の方に、期待大のホッピー氷なし(350円)を頼んだ。しかし、出てきたのはジョッキ1つであった。それも先ほどのホッピーのみとは違い、常温のジョッキに焼酎とホッピーを入れて、氷の無い分、量も少ない【悲しいホッピー】が出てきたのである。やはり、こちらのホッピーはこのスタイルなのかと、落胆してしまう。
最後に鰺開き(350円)とレモンサワー(300円)を頼んだ。
ビールも安く、つまみも安い。マスターは元気である。こちらの「鳥厚」は【悲しいホッピー】以外の点では、とても良い店である。原理主義的ホッピーに対する理解が足りないという点だけで、点数の下がってしまう店は本当に多い。本当に惜しいことである。
6時50分から8時00分までの1時間10分の滞在。二人でお勘定は2,760円であった。
長原 大衆酒場「鳥厚」
東京都大田区上池台1-10-5
電話 03-3728-8929
定休日 日曜 営業時間 17:00〜24:00
東急池上線長原駅 徒歩1分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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長原 大衆酒場「鳥厚」 第2回

仕事帰りにSAKURAと待ち合わせして、少し休んで帰ろうということになった。降りたのは、東急池上線長原駅である。駅改札を出てすぐの焼き鳥と鳥料理の店、大衆酒場「鳥厚」に向かう。前回、この店を紹介したのは、2008年2月19日(火)のVOL.076である。
長原駅改札を出たら左方向に歩き、すぐの角を左に曲がる。ちょっと入り難い雰囲気の小綺麗な飲食店が数軒続いた後、左手にホッとする赤提灯がある。それが大衆酒場「鳥厚」である。
入ってすぐのカウンター席には、すでに四人のお客様。カウンターは一人客の方の為にとってあるのか、マスターは奥を手で示して「どうぞ」と言う。前回はカウンターで一人だったので、奥の座敷に座るのは初めてである。四人用、六人用の卓がたくさんあり、思いの外広い。チェーン居酒屋が少なく、規模の小さな店が多い長原にあって、六人で一卓に座ることの出来る店は貴重である。前回も仕事帰りのグループ客が多かった。
今日は、SAKURAがお酒を飲めない。そこで、「ホッピーのみをお願いしたいのですけど・・・」と言ってみる。すると、マスターが「いいですよ」と答える。
私の方はエビスビール大(500円)にした。エビスの大瓶が500円というのは今時珍しい安さである。エビスビール好きはこの1点だけで喜んでしまうに違いない。
すぐにやってきた「ホッピーのみ」を見て驚いた。よく冷えた生ビールジョッキと冷えたホッピーが瓶で1本出てきたのである。前回は、常温のジョッキに焼酎と常温のホッピーが入り、氷の無い分、全体の量が少ないという【悲しいホッピー】が出てきたのである。これは期待してしまう。次はホッピーを頼もうと思った。
前回、食べてみようと思った煮込み(380円)を注文する。モツに豆腐や野菜も入った豚汁風の煮込みである。さらにシメサバ(450円)もお願いする。
やがて、サラリーマン風の四人連れが入って来て、座敷の一番奥に陣取った。カウンター席のお客さんも入れ替わって行く。一人客にもグループ客にも対応出来る店と言える。
後から出勤してきた女性従業員の方に、期待大のホッピー氷なし(350円)を頼んだ。しかし、出てきたのはジョッキ1つであった。それも先ほどのホッピーのみとは違い、常温のジョッキに焼酎とホッピーを入れて、氷の無い分、量も少ない【悲しいホッピー】が出てきたのである。やはり、こちらのホッピーはこのスタイルなのかと、落胆してしまう。
最後に鰺開き(350円)とレモンサワー(300円)を頼んだ。
ビールも安く、つまみも安い。マスターは元気である。こちらの「鳥厚」は【悲しいホッピー】以外の点では、とても良い店である。原理主義的ホッピーに対する理解が足りないという点だけで、点数の下がってしまう店は本当に多い。本当に惜しいことである。
6時50分から8時00分までの1時間10分の滞在。二人でお勘定は2,760円であった。
長原 大衆酒場「鳥厚」
東京都大田区上池台1-10-5
電話 03-3728-8929
定休日 日曜 営業時間 17:00〜24:00
東急池上線長原駅 徒歩1分
ホッピー原理主義者とは?
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居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.105 2008年6月11日(水) 【地域別一覧表へ】
長原 串焼居酒屋「環七酒場」

自分でもブログを始めるきっかけとなったのが「寄り道blog」である。その中でも特に印象に残っている記事が2006年2月7日の「忘れられぬ人々・・・長原・環七酒場」という記事である。
この記事を読んでから池上線の長原駅近くにあるこの「環七酒場」にずっと行ってみたいと思っていた。しかし、店の前まで行くその度に、満席であったり休みであったりして、なかなか入る機会がなかった。
「環七酒場」という名前が好きである。大田区平和島を基点に江戸川区臨海町を終点とする総延長52.5キロメートルという長大な「環状七号線」に沿って存在する居酒屋はたくさんあるに違いない。それを代表するかのような「環七酒場」という名前である。
長原駅の改札を出たのは午後6時50分頃であろうか。改札の目の前の商店街を左へ歩き、突き当たりを左へ行く。そのまま、まっすぐに歩くと環状七号線に出る。右に曲がって環状七号線沿いを歩いてゆくと、すぐに右手に「環七酒場」がある。
入口から中を覗いても中が見えない。そのまま、一度通り過ぎてから振り返ると、そこには禿頭で恰幅の良い親父さんが立っていた。ちょっと頭を下げながら中に入る。親父さんもすぐに戻って来て調理場の中へ。そして、「お客さんがさっきのぞいた時、ウインクでもしようかと思ったんですよ」と笑う。
目の前に8名ほどが座れるカウンターが奥に向かって続いている。その奥には四人掛けのテーブルが1つ。間口が狭い小さな店である。カウンターの中は調理場。カウンター席には先客の方が二人、間を空けて座っているので別々に来られた一人客に違いない。
真ん中の辺りに座っていらっしゃるお客さんが「いらっしゃい」と言ってくださる。さらに、カウンターの一番手前の席に座ろうとすると、「もっと真ん中へどうぞ」とおっしゃる。
飲み物を考えていると、親父さんが「最初の一杯はサワーが無料です」と言う。7時までサワー類が無料なのである。レモンサワー(350円)をお願いする。
焼酎を炭酸で割って、レモン一片を絞って入れたものが出てくる。一緒にイカと大根を煮たものがお通しとして出てくる。お通しは200円である。
イカと大根の煮物を食べながら、つまみを考えていると、親父さんが「焼き鳥6本で500円のセットと焼き鳥3本と冷や奴とお新香で650円のセットがあります」と教えてくださる。
6本で500円のセットをお願いする。「タレか塩どちらにしますか?」と聞かれた。迷っていると、「それじゃ、それぞれに合う味にしておきましょうね」と言ってくれる。何事も迷う私にとっては、的確な助言である。
サワーを飲みながら、店内を見まわす。調理場の壁に「確認 たばこ火の始末、電気、エアコン、ガス元栓、水道もれ、生ビールガス栓」と書かれた紙が貼ってある。几帳面な大将の性格が伝わってくる。
やがて、やってきた焼き鳥は豚レバー、鳥正肉、鳥皮、スナギモ、ネギ、ピーマンの計6本であった。豚レバーが特においしかった。これで6本500円は安い。
「お酒、お願いします」と言うと、大将が壁の短冊を指し示しながら「冷やしたものにしますか、燗酒にしますか、燗酒もこの芳泉ですが」とおっしゃる。すぐにその芳泉燗酒(350円)にした。
燗酒を飲みながら酔いがゆっくりと染みわたってくるのが解る。常連の皆さんは野球の話をしている。店の一番奥の高いところにあるブラウン管テレビを見ているのである。しかし、私の座る席からは間にぶら下がっている丸い照明器具が邪魔になって見えないのである。ゆえに、野球の話には参加しなかった。
3杯目は梅干しハイ(350円)にした。このあたりから、最初に「いらっしゃい」と言ってくださった、二つ隣の席に座っておられる常連のS氏とお話をするようになった。長年、この辺りで飲んでいらっしゃるそうで、この辺りの酒場での出来事を色々とうかがった。武勇伝がたくさんある様子である。
途中から次々に常連の方々が入ってこられた。私を含めカウンターは6人になった。
やがて、一人のお客さんの前に、ホッピーの瓶が置いてあるのを発見した。業務用ではなく、コンビニなどでも手に入る一般向けのタイプである。
大将に「ホッピーがあるのですか?」と聞くと、ちょっと困ったような顔をされて、「うちにはホッピーは無いんですけど、店に置いてくれとお客さんが・・・」とおっしゃる。 どうやら、持ち込みのようである。
「ホッピー好きでホッピーを普及しようとするお客さんはどこにもいるのだなあ」と感心させられた。私もまた、こちらのお店に三冷のホッピーがあればうれしいと思う一人である。
最後にマグロ納豆(400円)とウーロンハイ(350円)をお願いする。
さらに、S氏の武勇伝は続く。話は日本経済にまで発展した。私はいろいろな話を初めての方から聞くのが好きである。自分の知らないことを聞くのは楽しい。煩わしいとは思わないのである。
時間は午後8時10分になっていた。約1時間20分ほどの滞在。思いの外、長居してしまった。お勘定をお願いすると2,150円であった。酒類4杯と、お通し、焼き鳥6本、マグロ納豆でこの値段は安い。つまみの種類は少ないが安い値段設定であり、常連が毎日のように来ることが出来る店と言える。
大将がにこやかに送り出してくれる。大将から紹介されていたので承知していたが、常連のS氏が自分の名字をおっしゃった。私も本名を告げ、「また、よろしくお願いします」とご挨拶を申し上げた。
楽しい一時であった。 「寄り道さん」がブログの中で書いていらっしゃることがよく解った気がする。
長原 串焼居酒屋「環七酒場」
住所 東京都大田区上池台1-44-1 ライオンズマンション上池台104
電話 03-3729-5170
交通 東急池上線長原駅下車徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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長原 串焼居酒屋「環七酒場」

自分でもブログを始めるきっかけとなったのが「寄り道blog」である。その中でも特に印象に残っている記事が2006年2月7日の「忘れられぬ人々・・・長原・環七酒場」という記事である。
この記事を読んでから池上線の長原駅近くにあるこの「環七酒場」にずっと行ってみたいと思っていた。しかし、店の前まで行くその度に、満席であったり休みであったりして、なかなか入る機会がなかった。
「環七酒場」という名前が好きである。大田区平和島を基点に江戸川区臨海町を終点とする総延長52.5キロメートルという長大な「環状七号線」に沿って存在する居酒屋はたくさんあるに違いない。それを代表するかのような「環七酒場」という名前である。
長原駅の改札を出たのは午後6時50分頃であろうか。改札の目の前の商店街を左へ歩き、突き当たりを左へ行く。そのまま、まっすぐに歩くと環状七号線に出る。右に曲がって環状七号線沿いを歩いてゆくと、すぐに右手に「環七酒場」がある。
入口から中を覗いても中が見えない。そのまま、一度通り過ぎてから振り返ると、そこには禿頭で恰幅の良い親父さんが立っていた。ちょっと頭を下げながら中に入る。親父さんもすぐに戻って来て調理場の中へ。そして、「お客さんがさっきのぞいた時、ウインクでもしようかと思ったんですよ」と笑う。
目の前に8名ほどが座れるカウンターが奥に向かって続いている。その奥には四人掛けのテーブルが1つ。間口が狭い小さな店である。カウンターの中は調理場。カウンター席には先客の方が二人、間を空けて座っているので別々に来られた一人客に違いない。
真ん中の辺りに座っていらっしゃるお客さんが「いらっしゃい」と言ってくださる。さらに、カウンターの一番手前の席に座ろうとすると、「もっと真ん中へどうぞ」とおっしゃる。
飲み物を考えていると、親父さんが「最初の一杯はサワーが無料です」と言う。7時までサワー類が無料なのである。レモンサワー(350円)をお願いする。
焼酎を炭酸で割って、レモン一片を絞って入れたものが出てくる。一緒にイカと大根を煮たものがお通しとして出てくる。お通しは200円である。
イカと大根の煮物を食べながら、つまみを考えていると、親父さんが「焼き鳥6本で500円のセットと焼き鳥3本と冷や奴とお新香で650円のセットがあります」と教えてくださる。
6本で500円のセットをお願いする。「タレか塩どちらにしますか?」と聞かれた。迷っていると、「それじゃ、それぞれに合う味にしておきましょうね」と言ってくれる。何事も迷う私にとっては、的確な助言である。
サワーを飲みながら、店内を見まわす。調理場の壁に「確認 たばこ火の始末、電気、エアコン、ガス元栓、水道もれ、生ビールガス栓」と書かれた紙が貼ってある。几帳面な大将の性格が伝わってくる。
やがて、やってきた焼き鳥は豚レバー、鳥正肉、鳥皮、スナギモ、ネギ、ピーマンの計6本であった。豚レバーが特においしかった。これで6本500円は安い。
「お酒、お願いします」と言うと、大将が壁の短冊を指し示しながら「冷やしたものにしますか、燗酒にしますか、燗酒もこの芳泉ですが」とおっしゃる。すぐにその芳泉燗酒(350円)にした。
燗酒を飲みながら酔いがゆっくりと染みわたってくるのが解る。常連の皆さんは野球の話をしている。店の一番奥の高いところにあるブラウン管テレビを見ているのである。しかし、私の座る席からは間にぶら下がっている丸い照明器具が邪魔になって見えないのである。ゆえに、野球の話には参加しなかった。
3杯目は梅干しハイ(350円)にした。このあたりから、最初に「いらっしゃい」と言ってくださった、二つ隣の席に座っておられる常連のS氏とお話をするようになった。長年、この辺りで飲んでいらっしゃるそうで、この辺りの酒場での出来事を色々とうかがった。武勇伝がたくさんある様子である。
途中から次々に常連の方々が入ってこられた。私を含めカウンターは6人になった。
やがて、一人のお客さんの前に、ホッピーの瓶が置いてあるのを発見した。業務用ではなく、コンビニなどでも手に入る一般向けのタイプである。
大将に「ホッピーがあるのですか?」と聞くと、ちょっと困ったような顔をされて、「うちにはホッピーは無いんですけど、店に置いてくれとお客さんが・・・」とおっしゃる。 どうやら、持ち込みのようである。
「ホッピー好きでホッピーを普及しようとするお客さんはどこにもいるのだなあ」と感心させられた。私もまた、こちらのお店に三冷のホッピーがあればうれしいと思う一人である。
最後にマグロ納豆(400円)とウーロンハイ(350円)をお願いする。
さらに、S氏の武勇伝は続く。話は日本経済にまで発展した。私はいろいろな話を初めての方から聞くのが好きである。自分の知らないことを聞くのは楽しい。煩わしいとは思わないのである。
時間は午後8時10分になっていた。約1時間20分ほどの滞在。思いの外、長居してしまった。お勘定をお願いすると2,150円であった。酒類4杯と、お通し、焼き鳥6本、マグロ納豆でこの値段は安い。つまみの種類は少ないが安い値段設定であり、常連が毎日のように来ることが出来る店と言える。
大将がにこやかに送り出してくれる。大将から紹介されていたので承知していたが、常連のS氏が自分の名字をおっしゃった。私も本名を告げ、「また、よろしくお願いします」とご挨拶を申し上げた。
楽しい一時であった。 「寄り道さん」がブログの中で書いていらっしゃることがよく解った気がする。
長原 串焼居酒屋「環七酒場」
住所 東京都大田区上池台1-44-1 ライオンズマンション上池台104
電話 03-3729-5170
交通 東急池上線長原駅下車徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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居酒屋探偵DAITENの生活 VOL.104 2008年6月6日(金) 【地域別一覧表へ】
西小山 居酒屋「八十八」
咲良舎アクティングプレイスの稽古帰りのSAKURAとSAKURAの【片腕】である創間元哉君と、東急目黒線の西小山駅で待ち合わせた。
西小山駅は来る度に駅前がどんどん変わってゆく。改札は東急ストアフードステーション、ファミリーレストランのサイゼリア等が入った駅ビルになっていた。
本当は、最近移転をしたもつ焼きの名店、やきとん道場「三鶴」に行くつもりであったが、人数も3人であるので、やはり再開発で昨年移転した居酒屋「八十八」に行くことにした。前回、「八十八」を紹介したのは、2007年11月7日(水) の【VOL.049】であるから7ヶ月ぶりの訪問である。
改札で落ち合い、徒歩1分の商店街の中にある居酒屋「八十八」に向かう。入ってすぐ右側の4人掛けテーブルに座る。店内は4人掛けテープルが右手に3つ、奥に、6、7人座ることが出来るL字カウンターがあり、その中は調理場。店に入って左側は、手前から4人、8人、4人と座ることが出来る小上がり席がある。
店の入口に、以前からある「月曜・水曜・金曜・サービスデー」というキャッチコピーが貼ってあった。このサービスデーには、生ビール中が300円、きまぐれ刺身が400円、若鶏唐揚げが300円でそれぞれ提供される。
ゆえに、生ビールを3つと、きまぐれ刺身(400円)と若鶏唐揚げ(300円)を1つずつ頼んだ。本日のきまぐれ刺身は「かつお」である。
最近、SAKURAと私は「マイ箸」を持ち歩いている。外食の際は可能な限り割り箸を使わないようにしているのである。しかし、ここ「八十八」では、そんな気遣いは必要がない。太めの高級感のある箸が空洞になった筒状の物に差した状態で置かれている。筒状の物から箸を抜いて、その上に置くと、箸置きになるのである。割り箸で食べるよりも食べやすく、実に気持ちが良い。この箸置きと箸のセットならば、配膳もし易いに違いない。これは他の店も見習うべきかもしれない。「八十八」は環境問題的にも優秀な店と言える。
すぐに生ビールが来る。まずは3人で乾杯である。銘柄はキリン一番搾り。うまい。
突き出しは「ぜんまい」をマヨネーズ状の薄味のもので和えたものである。味もよく、香ばしい。
最初にやってきた「かつお」は厚く切られたものが8切れほど、これで400円は安い。さらに、紫陽花の花が添えられていて、六月の梅雨の時期であることを改めて識ることができ、実に風情がある。
イワシ梅肉はさみ揚げ(600円)も頼む。これがうまかった。イワシが梅肉と大葉で包まれ揚げてある。これがうまい。梅干しが苦手な創間君もおいしいと言う。
若鶏唐揚げが来た。ちゃんとした量である。これで300円は安い。思えば、生ビールとカツオ刺身と唐揚げの3つのサービス品を頼めば、丁度1000円で飲めることになるのである。
2杯目もサービスの生ビールを頼もうとも考えたが、次回、ASIMO君と来た時に続きを飲めばよいと考え、芋焼酎のボトルをとることにする。銘柄は「黒霧島」、価格は900mm入りボトルで2,300円である。3人ともお湯で割ることにした。
SAKURAがトイレに立った。戻ってくると、ここのトイレは面白いと言う。しばらくして創間君もトイレに行って戻ってくると同じことを言う。そして、私の番である。まだ、この場所に移転して間もないので、トイレも新しくきれいである。しかし、面白いというのは、トイレそのものではなく、便器の左右の壁に貼ってあったポスターであった。
便器に向かって左側には、舌を出したアインシュタインのたくさんの顔と、有名な言葉が書かれたポスターが貼ってあった。その言葉とは下記の通りである。

I am enough of an artist to draw freely upon my imagination. Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world. Albert Einstein
私は想像したものを自由に描けるという点でアーティストだ。想像力は知識よりも重要だ。知識は有限であるが、想像力は世界を包み込むのである。
アルバート・アインシュタイン
我が咲良舎のホームページ「さくらの便り」のトップページに、以前からこの言葉の一部を掲載してあったのである。
さらに、便器に向かって右側にはニューヨーク・アクターズ・スタジオ出身の有名俳優ロバート・デ・ニーロの若い頃の出世作、映画「タクシー・ドライバー」のポスターが貼ってあったのである。

二人の待つ席に戻ると、この話で盛り上がってしまった。、我が咲良舎としては、こちらのお店に対して、一期に親しみが湧いてしまったのである。
芋焼酎「黒霧島」は3人共好きな焼酎である。お湯割りがどんどんすすむのである。
ここで、キムチ納豆豆腐(450円)をとった。豆腐の上に納豆とキムチが乗っているだけのシンプルなものだが、なかなかにうまい。さらに、ポテトサラダ(300円)も注文した。なつかしい肉屋さんのポテトサラダという感じであった。
午後7時から9時までの2時間の滞在。芋焼酎黒霧島の900mmボトルを入れたので、3人でお勘定は7,150円であった。
西小山 居酒屋「八十八(やそはち)」
東京都品川区小山6-2-3
電話03-3725-6874
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
日曜休 営業時間 平日17:30〜24:00(金曜・土曜は25時まで)
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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西小山 居酒屋「八十八」
咲良舎アクティングプレイスの稽古帰りのSAKURAとSAKURAの【片腕】である創間元哉君と、東急目黒線の西小山駅で待ち合わせた。
西小山駅は来る度に駅前がどんどん変わってゆく。改札は東急ストアフードステーション、ファミリーレストランのサイゼリア等が入った駅ビルになっていた。
本当は、最近移転をしたもつ焼きの名店、やきとん道場「三鶴」に行くつもりであったが、人数も3人であるので、やはり再開発で昨年移転した居酒屋「八十八」に行くことにした。前回、「八十八」を紹介したのは、2007年11月7日(水) の【VOL.049】であるから7ヶ月ぶりの訪問である。
改札で落ち合い、徒歩1分の商店街の中にある居酒屋「八十八」に向かう。入ってすぐ右側の4人掛けテーブルに座る。店内は4人掛けテープルが右手に3つ、奥に、6、7人座ることが出来るL字カウンターがあり、その中は調理場。店に入って左側は、手前から4人、8人、4人と座ることが出来る小上がり席がある。
店の入口に、以前からある「月曜・水曜・金曜・サービスデー」というキャッチコピーが貼ってあった。このサービスデーには、生ビール中が300円、きまぐれ刺身が400円、若鶏唐揚げが300円でそれぞれ提供される。
ゆえに、生ビールを3つと、きまぐれ刺身(400円)と若鶏唐揚げ(300円)を1つずつ頼んだ。本日のきまぐれ刺身は「かつお」である。
最近、SAKURAと私は「マイ箸」を持ち歩いている。外食の際は可能な限り割り箸を使わないようにしているのである。しかし、ここ「八十八」では、そんな気遣いは必要がない。太めの高級感のある箸が空洞になった筒状の物に差した状態で置かれている。筒状の物から箸を抜いて、その上に置くと、箸置きになるのである。割り箸で食べるよりも食べやすく、実に気持ちが良い。この箸置きと箸のセットならば、配膳もし易いに違いない。これは他の店も見習うべきかもしれない。「八十八」は環境問題的にも優秀な店と言える。
すぐに生ビールが来る。まずは3人で乾杯である。銘柄はキリン一番搾り。うまい。
突き出しは「ぜんまい」をマヨネーズ状の薄味のもので和えたものである。味もよく、香ばしい。
最初にやってきた「かつお」は厚く切られたものが8切れほど、これで400円は安い。さらに、紫陽花の花が添えられていて、六月の梅雨の時期であることを改めて識ることができ、実に風情がある。
イワシ梅肉はさみ揚げ(600円)も頼む。これがうまかった。イワシが梅肉と大葉で包まれ揚げてある。これがうまい。梅干しが苦手な創間君もおいしいと言う。
若鶏唐揚げが来た。ちゃんとした量である。これで300円は安い。思えば、生ビールとカツオ刺身と唐揚げの3つのサービス品を頼めば、丁度1000円で飲めることになるのである。
2杯目もサービスの生ビールを頼もうとも考えたが、次回、ASIMO君と来た時に続きを飲めばよいと考え、芋焼酎のボトルをとることにする。銘柄は「黒霧島」、価格は900mm入りボトルで2,300円である。3人ともお湯で割ることにした。
SAKURAがトイレに立った。戻ってくると、ここのトイレは面白いと言う。しばらくして創間君もトイレに行って戻ってくると同じことを言う。そして、私の番である。まだ、この場所に移転して間もないので、トイレも新しくきれいである。しかし、面白いというのは、トイレそのものではなく、便器の左右の壁に貼ってあったポスターであった。
便器に向かって左側には、舌を出したアインシュタインのたくさんの顔と、有名な言葉が書かれたポスターが貼ってあった。その言葉とは下記の通りである。

I am enough of an artist to draw freely upon my imagination. Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world. Albert Einstein
私は想像したものを自由に描けるという点でアーティストだ。想像力は知識よりも重要だ。知識は有限であるが、想像力は世界を包み込むのである。
アルバート・アインシュタイン
我が咲良舎のホームページ「さくらの便り」のトップページに、以前からこの言葉の一部を掲載してあったのである。
さらに、便器に向かって右側にはニューヨーク・アクターズ・スタジオ出身の有名俳優ロバート・デ・ニーロの若い頃の出世作、映画「タクシー・ドライバー」のポスターが貼ってあったのである。

二人の待つ席に戻ると、この話で盛り上がってしまった。、我が咲良舎としては、こちらのお店に対して、一期に親しみが湧いてしまったのである。
芋焼酎「黒霧島」は3人共好きな焼酎である。お湯割りがどんどんすすむのである。
ここで、キムチ納豆豆腐(450円)をとった。豆腐の上に納豆とキムチが乗っているだけのシンプルなものだが、なかなかにうまい。さらに、ポテトサラダ(300円)も注文した。なつかしい肉屋さんのポテトサラダという感じであった。
午後7時から9時までの2時間の滞在。芋焼酎黒霧島の900mmボトルを入れたので、3人でお勘定は7,150円であった。
西小山 居酒屋「八十八(やそはち)」
東京都品川区小山6-2-3
電話03-3725-6874
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
日曜休 営業時間 平日17:30〜24:00(金曜・土曜は25時まで)
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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